こんにちは(^^)/くまのかずくんです。
2021年より銀行業界では大手銀行を中心に紙の通帳の有料化が進んでいます。
一部の銀行ですが、
- 三菱UFJ銀行
- 2022年4月以降に新規開設する普通預金口座で紙の手数料を利用する場合:年間550円(税込)
- みずほ銀行
- 2021年1月18日以降に新規開設した口座で紙の通帳を利用する場合:通帳発行、繰り越しごとに1冊1100円
- 横浜銀行
- 2021年2月以降に新規開設した口座で紙の通帳を利用する場合:通帳発行、繰り越しごとに1冊1100円
といったように紙の通帳に対する有料化とこの手数料を無料にするためにインターネット口座の開設が推進されています。
70歳以上など年齢によってこの手数料は掛からないとされているところもありますが、高齢化が進んでいる現社会ではいずれは有料化されるでしょう。

銀行の利息って0.001%とかしかないのに、紙の通帳の手数料に1100円とか取られてたら銀行に預ける意味がないんじゃないの?
紙の通帳の印刷代にかかる莫大なコスト削減のためにインターネット口座(デジタル化)を進めているみたいだね


持っている口座ごとにインターネットやアプリでお金の履歴を見たりするのって大変よ。パスワードも増えるし。もっと簡単な方法はないのかしら?
家計簿のアプリを使えばバッチリ解決できるよ。おススメのアプリを紹介するね

銀行にお金を預けても金利が安くてお金は増えずに、取られる手数料だけ増えていくのは面白くないと考える人が多いと思います。
そこで今回の記事では、紙の通帳の手数料有料化に関する以下の2点を解説します。
今回の記事で分かること
- 進む紙の通帳の有料化に対する2つの対策
- 家計簿アプリを活用し口座の一括管理と手数料の無効化するための3つのSTEP
家計の管理が上手な人はこういった手数料(コスト)に対して敏感に対応できる人だと思います。
手数料(コスト)を上手に管理して家計の負担を減らしましょう。分かりやすく解説しますので最後までご覧ください(^^)/

1.進む紙の通帳の有料化に対する2つの対策
まず、進む紙の通帳の有料化に対する2つの対策からみていきましょう。
進む紙の通帳の有料化に対する2つの対策
- インターネットバンキングの活用
- 家計簿アプリで口座を連携させて一元管理
それでは順番に見ていきましょう。
対策①インターネットバンキングの活用
使っている銀行が紙の通帳に手数料を新設した場合、その銀行のインターネットバンキングを開設するしか手数料をカットする方法はありません。
インターネットバンキングの利用者数は、スマホの普及に合わせて年々増加傾向でありメガバンクや地方銀行より利用するメリットは多いです。
メリット
- 回数制限はあるが他行への振込手数料が無料
- 金利が高い(楽天銀行はマネーブリッジの活用で0.1%)
- 各種ポイントを貯めることができる
- スマホのアプリから操作できる
- コンビニのATMなど24時間利用できる
今使っている銀行口座が、
- 今後も必要
- その銀行のインターネット口座の開設
- 口座を廃止することができる
- インターネット口座で使いやすい口座を開設
- おススメは ①楽天銀行 ②住信SBIネット銀行
とすることも対策になるでしょう。
対策②家計簿アプリで口座を連携させて一元管理
複数の銀行口座を持っている場合、
- 複数のインターネット口座のログインIDやパスワード管理が必要になる
- スマホ操作で持っている口座を一度に見比べるのは難しい
といった手間が必要になります。
これらの手間は家計簿アプリを利用することで解決できます。
私がおススメする家計簿アプリは「マネーフォワードME」です。
マネーフォワードMEでできること
- 持っている口座を連携させることで一元管理できる
- 連携させる口座数が10件までは無料で利用できる
- 有料サービスの場合、連携させる口座数に制限なし、基本的にマネーフォワードに保存されている限りデータは無期限で閲覧できる
- 有料サービスの場合、引き落とし通知や口座の残高が少なくなってきた時にメール通知が来る
マネーフォワードMEは無料で使うこともできますが、有料で使うことで初めて真価を発揮することができます。
有料(プレミアムサービス)の場合、毎月500円程度必要ですが、時間単価を考えると費用対効果は大きいと思います。
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2.家計簿アプリを活用し口座の一括管理と手数料の無効化するための3つのSTEP
ここまでに進む紙の通帳の有料化に対する2つの対策を解説してきました。
今は無料でも今後、紙の通帳が有料化されたコストを削減したり家計簿アプリを使ってみようと思ったかたもいるでしょう。
そこで、続いては家計簿アプリを活用し口座の一括管理と手数料の無効化するための3つのSTEPを解説します。
家計簿アプリを活用し口座の一括管理と手数料の無効化するための3つのSTEP
- インターネットバンキングで口座を開設する
- 家計簿アプリ:マネーフォワードMEをインストールする
- マネーフォワードMEに口座などを連携させる
STEP①インターネットバンキングで口座を開設する
今使っている銀行口座でもインターネット上で手続きができるように準備をする必要があります。
ダイレクトバンキングなど銀行によって呼び方は違いますが、インターネット上で開設することができます。
インターネット口座のデメリット
- ログインIDやログインパスワードの管理が必要(セキュリティ対策)
- ネットワーク障害やメンテナンスの時は使用できない
- 引き落とし口座に設定できない場合がある
特に、インターネット口座を開設する場合、管理しないといけないログインIDやログインパスワードなどが増えてきます。
これらの使いまわしは情報漏洩のリスクが高いので絶対にしないでください。
パスワード管理アプリもいろいろありますが、私は「セーフインクラウド」を使っています。
- 購入時に課金する必要がある(初回のみ980円程度)
- 無料版もあるがパスワードに個数制限があり、有料がおススメ
- スマホ、iPad、パソコンで連携させることができる
今使っている銀行が特にこだわりがない場合、引き落とし口座にシバリがない場合は、インターネット口座に変更する方法もよいと思います。
たくさんのインターネット口座がありますが、おススメは、
- 楽天銀行
- 楽天証券とマネーブリッジをすることで普通預金の金利が0.1%
- 住信SBIネット銀行
- ハイブリッド口座は普通預金の金利が0.01%
- 自動入金サービスなどお金を動かすサービスが優秀
このどちらか、もしくは2つとも開設しておけばネット銀行のメリットを十分に実感できると思います。
STEP②家計簿アプリ:マネーフォワードMEをインストールする
マネーフォワードMEは、基本的に利用料無料の家計簿アプリですが、無料の場合は過去1年しかデータをさかのぼることができません。
- 口座連携数が少ない(10件以下)
- 過去のデータは見なくてもよい
- 連携した口座の情報更新が一括でできない
といった内容が許容できるのであれば、無料で利用することをおススメします。
過去の家計簿を確認したり、複数の口座や証券口座なども連携させるのであれば、有料(プレミアムサービス)がおススメです。
私は、有料(プレミアムサービス)を年払いで利用しています。
マネーフォワードMEの使い方
- アプリをダウンロードする
- マネーフォワードIDを登録しログインする
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マネーフォワードMEはスマホやパソコンなど複数の端末でも同期させて使うことができます。
マネーフォワードIDも、
- Googleアカウントで登録
- Appleでサインアップ
- Yahoo! JAPAN IDで登録
- メールアドレスで登録
と選ぶことができますので使い勝手の良いものを選ぶと良いでしょう。
STEP③マネーフォワードMEに口座などを連携させる
次に、銀行口座を連携させます。
ここで、インターネット口座を作った時のログインIDやパスワードが必要になります。
クレジットカードなども連携できますので、連携させれば後は自動でマネーフォワードMEに動いたお金が記録されていきます。
マネーフォワードMEに口座を連携させることで、複数のインターネット口座などを一元管理することもできますが、
- 家計簿を自動でつけることができる
- ATMに行かなくてもお金の動きが分かる
- インターネット口座を併用することでATMに並ばなくてもよい(スマホ上で操作できる)
というように、家計の見える化、自動化ができます。
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以上、3つのSTEPを踏むだけで「紙の通帳の有料化に対する2つの対策」で解説した対策を網羅できます。
3.まとめ:小さな手数料でもきちんと管理することが家計管理の小さな一歩
今回は進む紙の通帳の有料化について取り上げました。
はじめに、進む紙の通帳の有料化に対する2つの対策について解説しました。
進む紙の通帳の有料化に対する2つの対策
- インターネットバンキングの活用
- 家計簿アプリで口座を連携させて一元管理
インターネットバンキングを活用することで、紙の通帳は廃止することができます。
また、家計簿アプリ「マネーフォワードME」と口座を連携させることでお金の動きを一元管理することができます。

インターネットバンキングの初期設定は手間がかかるけど、マネーフォワードMEと口座連携させることで得られるメリットがたくさんありそうだね
今回の記事をきっかけに、紙の通帳が有料化されたコストを削減したり家計簿アプリを使ってみようと思ったかたもいるでしょう。
そこで、家計簿アプリを活用し口座の一括管理と手数料の無効化するための3つのSTEPを解説しました。
家計簿アプリを活用し口座の一括管理と手数料の無効化するための3つのSTEP
- ①インターネットバンキングで口座を開設する
- 今持っている銀行口座もインターネットバンキングの口座を作る
- 特に口座にシバリがなければインターネット口座に切り替える
- インターネット口座は「楽天銀行」、「住信SBIネット銀行」がおススメ
- ログインIDやパスワード管理は「セーフインクラウド」がおススメ
- ②家計簿アプリ:マネーフォワードMEをインストールする
- アプリをダウンロードしてマネーフォワードIDを作成しログインする
- ③マネーフォワードMEに口座などを連携させる
- 持っている銀行口座をインターネット口座を作った時に使ったログインIDやパスワードを使って連携させる
家計管理のためには小さな手数料(コスト)でもきちんと管理していくことを積み重ねることが、家計にゆとりを持たせることにつながります。
紙の通帳の手数料の1100円を稼ぐためには、税金を考えると1500円程度稼ぐ必要があります。
ATMに並ぶ時間やATMまで移動する時間など時間単価まで加味するとかなりのコスト削減になると思います。
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削減できたお金や時間は自分のスキルアップのために使ったり、家族のために使えるともっと生活が豊かになるのではないでしょうか。
「あと一歩だけ 前に進もう。」
最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m