「マネーフォワードMEで家計簿をつけると、お金が貯まるって聞いて始めたんだけど、何も変わらない・・・。頑張ってマネーフォワードMEの使い方を勉強するから、お金の貯まる家計簿の作り方を教えて!」と悩んでいませんか?
マネーフォワードMEは利用者数が1200万人を突破している使いやすい家計簿アプリです。しかし、使い方を工夫しないと「マネーフォワードMEを使っているのに普通の家計簿と何も変わらない」とマネーフォワードMEを使いこなせていない状況に陥ってしまうことがよくあります。
私は2021年9月からマネーフォワードMEを使っています。支出の項目をカスタマイズすることで、家計を「見える化」することができ、固定費が年間40万円節約できました。
この記事では、マネーフォワードMEの使いこなし方が分からなくても、行動すれば家計が見える化できるよう「お金の貯まる家計簿の基本」から支出のカスタマイズまでまとめて解説します。
この記事を参考にして、マネーフォワードMEの支出をカスタマイズすれば、家計簿をつけているのに家計が改善できないことはありません。
この記事では、私がマネーフォワードMEをカスタマイズして固定費を40万円以上節約した「お金の貯まる家計簿」の作る方法を解説しました。マネーフォワードMEの使い方が分からない人でもポイントを押さえてカスタマイズすれば、誰でもお金の貯まる家計簿を作ることができます。

マネーフォワードMEで家計簿をつけているのに、家計が改善できなくて悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでください。
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お金の貯まる家計簿の実例

家計簿をつける目的は、「家計を把握し見直すことでお金を貯める」です。最初に2つの家計簿を比較してみます。
- お金をつけるための家計簿
- お金の貯まる家計簿
①お金をつけるための家計簿
私は2000年よりパソコンで家計簿をつけていますが、マネーフォワードMEを使うまでは「お金をつけるための家計簿」でした。この画像はパソコンの家計簿の2015年6月の支出をまとめたものです。

- パソコンでつけていた家計簿の特徴
- 〇誰でもつけやすい支出の区分け
・食費
・家財、住居
・水道、光熱
・衣服
〇誰が見ても分かる家計簿

細かく支出がついているから何にお金を使っているか分かりやすいね。

分かりやすいけど、支出を見直す時にお金の動きが分かりにくいと思わない?
支出の区分けが初期設定となっているため、1カ月の支出を見直しても「何にお金が動いているのか」分かりにくいですね。
②お金の貯まる家計簿
次の家計簿は、2021年から使っている「マネーフォワードME」です。


- マネーフォワードMEでつけている家計簿の特徴
- ・支出の区分けがおおざっぱ
・他の人が見てもよく分からない

何にお金を使っているのかおおざっぱでよく分からないよ。

おおざっぱに見えるけど、この家計簿をつけている人にとっては分かりやすいんだよ。
- お金が貯まる家計簿
- 〇住宅:固定費
・通信費
・電気代
・ガス代
・保険料
・住宅ローン
〇日用品:変動費
・日用品
・食料品
・衣類
・コンタクトレンズ
〇交際費:ゆとり費
・お小遣い
・ゆとり費

住宅の中に「電気代」とか「保険料」が入っているよ。間違ってない?

支出を「固定費」、「変動費」、「ゆとり費」に分けて考えるために支出の区分けを工夫したんだ。
マネーフォワードMEで家計簿をつける時に、「固定費」とか「変動費」という項目はありません。
- 固定費と変動費
- 〇固定費
毎月、ほぼ同じ金額で支払いがあるもの
〇変動費
毎月、支払金額が変動するもの
家計を管理する上で、支出の中で見直した時に効果が大きいものは「固定費」です。この固定費が、支出総額の中にどの程度の割合を占めているか分かるようにまとめました。固定費を見直すことで、毎月3万円程度、年間で40万円程度の節約ができました。
お金の貯まる家計簿を作る4つのポイント

「お金の貯まる家計簿」は、4つポイントを押さえておけば誰でも作ることができます。
- お金の貯まる家計簿を作る4つのポイント
- ①家計簿をつける目的がはっきりしている
②もれなく家計簿をつけることができる
③家計簿をつける時間がかからない
④家計簿を見ているとモチベーションが上がる
ポイント①家計簿をつける目的がはっきりしている
ポイント①は「家計簿をつける目的がはっきりしている」です。
お金の動きをただ単に記録する家計簿は、「お金をつけるためだけの家計簿」になってしまいます。
- 固定費を削減して毎月3万円倹約したい
- 毎月の固定費と変動費を把握して「セミFIRE」を達成するための必要資金の準備
- 教育資金の準備と老後の生活のための資産形成
家計簿をつける目的も人によって違います。家計簿をなぜつけるのかをきちんと考えることで、家計簿を継続することができます。
ポイント②もれなく家計簿をつけることができる
ポイント②は「もれなく家計簿をつけることができる」です。
家計簿は家計を把握する必要があるので、つけ忘れや漏れなどがあると正確に家計の把握ができません。
- 現金で支払ったがレシートを貰い忘れてつけ忘れた
- スマホの電子決済した分をつけ忘れた

つけ忘れとかあるとだんだんやる気がなくなってくるよね。

つけ忘れがないように続けていくモチベーションが維持できるといいね。
ポイント③家計簿をつける時間がかからない
ポイント③は「家計簿をつける時間がかからない」です。
つけ忘れがないようにしっかりつけることも大切です。しかし、家計簿をつけるために毎回時間がかかると、だんだん疲れてきます。パソコンで家計簿をつけていた時は、家計簿をつけるのに時間がかかり苦痛でした。そして、時間をかけてつけた家計簿が活用できていないと、使った時間が無駄になります。

今はマネーフォワードMEを使っているから、自動化できたりスマホでレシートの取り込みができたりと、家計簿をつける時間はほとんどかからないよ。
マネーフォワードMEを使うと、家計簿をつける時の時間が短縮できます。
- 口座連携で引き落としを自動入力
- クレジットカードを連携させて、クレカ決済を自動入力
- レシートはスマホのカメラで取り込み
自動化やレシートの読み取りで入力の手間を省くことができます。
ポイント④家計簿を見ているとモチベーションが上がる
ポイント④は「家計簿を見ているとモチベーションが上がる」です。
私は家計簿をつけていると、家計の状況が見える化できます。
- 決めた予算の範囲内で生活できた!
- 固定費が毎月3万円削減できた!
- 資産が右肩上がりで増えてきている!
家計をうまく管理できて家計が改善できたり、資産が右肩上がりで増えるのが目に見えると嬉しくなります。マネーフォワードMEはプレミアムサービス(有料)で使うと毎月の収支のレポートを見ることができます。

プレミアムサービスで利用していると、毎月レポートが自動作成されるので、家計の振り返りができるだけでなくモチベーションも上がります。
お金の貯まる家計簿を作る方法

お金の貯まる家計簿を作る方法を解説します。作り方は簡単で、家計簿アプリ「マネーフォワードME」の支出のカテゴリをカスタマイズします。私は家計簿アプリの中で「マネーフォワードME」を一番おすすめしています。
マネーフォワードMEの支出の項目を編集する
マネーフォワードMEは支出の項目を編集することで支出の内容をカスタマイズすることができます。
これは、私が中項目を編集して見える化したグラフです。

支出の項目には「大項目」、「中項目」とありますが、「大項目」は編集できません。この「中項目」の編集を上手に使ってカスタマイズします。
- 大項目の具体的な分類
- ・固定費
住宅費の中にまとめる。
・変動費
日用品の中にまとめる。
・ゆとり費
交際費の中にまとめる。主に娯楽などのぜいたく費。
マネーフォワードMEの設定方法
大項目の中の中項目は次のように追加しています。

カスタマイズの方法は自由にできます。食費の中に日用品を入れてもいいOkです。アプリ上では支出入力時に「カテゴリ一覧」から「カテゴリ追加」という項目(画面右下)を選んで追加します。中項目の編集は、パソコンやiPadがあるならWeb上で設定するほうが簡単にできます。
- WEB上での中項目の設定手順
- ①Googleなどでマネーフォワードを検索し、ホームページよりログインを選択
②アプリのマネーフォワードMEと同じ方法でログイン
③ホーム画面から「設定」を選択
④「家計簿の設定」を選択
⑤「項目の追加・編集」から「大項目」を選び、カスタマイズする「中項目」を編集



最初に編集しておけば、あとは時々見直して修正する程度です。これで、支出の大項目に「固定費」、「変動費」、「ゆとり費」の内容を登録できました。

途中で支出の項目などを変更した場合はどうすればいいの?

カテゴリを一括で変更する場合は、アプリで変更できるよ。Webでは今はできないんだよ。
- カテゴリを一括変更する方法
- アプリのマネーフォワードMEで一括変更ができます。
①マネーフォワードMEの画面下のタブから「家計簿」をタップ
②変更したい大項目(住宅や日用品など)をタップ
③画面右上の「・・・」をタップして「カテゴリー一括変更」を選択
④変更したい項目をチェックして、右下の「カテゴリ変更」をタップ
⑤変更したいカテゴリーを選択(選択するとすぐ反映されるため注意してください)
4.まとめ:マネーフォワードMEを使ってお金が貯まる家計簿を作ろう

マネーフォワードMEでお金の貯まる家計簿を作る方法について解説しました。家計簿をつけるだけでは、家計は改善できません。つけた家計簿をどのように活用するかがポイントになります。
支出は3つのカテゴリに分けることで、家計が見える化できます。家計を見える化して、支出が分かりやすくなると見直しをするポイントが分かり、お金の貯まる家計簿になります。
- お金が貯まる家計簿
- 〇住宅:固定費
・通信費
・電気代
・ガス代
・保険料
・住宅ローン
〇日用品:変動費
・日用品
・食料品
・衣類
・コンタクトレンズ
〇交際費:ゆとり費
・お小遣い
・ゆとり費
無料で使える家計簿もたくさんあります。Zaimも無料で使えますが、支出のカテゴリをカスタマイズしようとする場合は有料でない編集できません。
家計簿アプリはたくさんありますが、マネーフォワードMEを有料(プレミアム会員)で使うことをおススメします。どうしても有料で使うことに抵抗がある場合は、ます。マネーフォワードMEとお金のコンパスを併用で使うことで対応できます。
マネーフォワードMEで家計簿をつけるだけでなく、お金の貯まる家計簿を作って生活にゆとりを持たせましょう。
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