
楽天VTIはアメリカ全体に投資できるインデックスファンドで、おススメできる投資銘柄だよ(^^)/
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は、VTIに投資のできるインデックスファンドです。
VTIとは「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」という上場投資信託です。
上場投資信託とか難しい言葉が出てくるとよく分からないよ(ーー;)


出てくる言葉が難しいよね。もっと分かりやすく解説するけど、専門的な用語にも少し慣れることができるといいね(^^)/
資産運用を始めようと思った時、
- 何を買えばよいのか
- Googleでおススメを調べたけれどよく分からない
- 投資先のことをきちんと知りたい
こんな風に考えるかたがいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、数あるインデックス投資先の中で私も投資をしている「楽天VTI」の特徴や買い方まで解説します。
今回の記事で分かること
- 楽天VTIの特徴
- 楽天VTIの買い方
- 楽天証券の場合
- SBI証券の場合
今回の記事を読んでいただくと、楽天VTIに対する理解が深まり投資先が自分に合っているのか判断する材料になるでしょう。
また、楽天VTIの買い方も解説しますので、これから証券会社を開設し投資を始めようとしているかたも参考になります(^^)/

ぜひ最後まで読んでくださいね(^^)/
1.楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の特徴
楽天VTIは、VTIに投資ができるインデックスファンドです。

このVTIとは「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」という米国の上場投資信託(ETF)のことです。
VTIの特徴
- 米国全体(上場している小型株~大型株)
- 約4000銘柄の米国株式で構成(Seeking Alphaより2022年10月末時点で4031銘柄)
- 過去10年のチャートは右肩上がり(下図)

VTIはこれ1つで米国株式市場の小型株から大型株まで約4000銘柄の株式に投資ができるファンドです。
そして、楽天VTIはこのVTIに投資できるインデックスファンドです。
すなわち、楽天VTIは、
- 伝統的な株式投資ができる
- 米国全体(米国株式市場の小型株から大型株まで投資可能な銘柄のほぼ100%をカバー)に投資ができるため分散が効いている
というように、米国株式に投資を考えているかたにとっては分散の効いたインデックスファンドです。
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お金を稼ぐ~【インデックス投資】を選ぶ理由~
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2.楽天VTIの買い方
まず、証券会社が必要ですが開設はできていますか?
おススメの証券会社は、SBI証券です。
ポイントの改悪などがありましたが、楽天証券も問題なく使えます。
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楽天証券とSBI証券~あなたに最適な【証券会社】を選ぶコツ~
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では、実際に楽天VTIに投資してみましょう。
楽天VTIの買い方のポイントは、次の3つです。
3つのポイント
- 非課税枠を使い切る
- 可能であればクレジットカードで積み立てをする(クレカ積立)
- 非課税枠を使い切ってから特定口座(源泉徴収あり)を使う

順番に解説するね(^^)/
ポイント①非課税枠を使い切る
ポイント1つ目は、非課税枠を使い切るです。
非課税枠は「つみたてNISA」を使います。
長期積立を目的とするので「一般NISA」は使いません。
まずは、つみたてNISAの非課税枠の年間40万円を使い切りましょう。
方法としては、
- 毎月3万3333円の積立を設定(年間39万9996円)
- 毎月3万3000円とボーナス積立で2000円×2回を設定
がありますが、おススメは②のボーナス積立を設定する方法です。
この方法だと非課税枠40万円をきっちり使いきれます。
たった4円と考えるのか、4円もきっちり管理するのか。この違いがコスト管理などにもつながります。

使える非課税枠はしっかり使い切ることを1番に考えましょう(^^)/
ポイント②可能であればクレジットカードで積み立てをする(クレカ積立)
ポイントの2つ目は、可能であればクレジットカード決済(クレカ積立)を使うです。
クレカ積立の上限金額は5万円、そしてポイント還元でポイントをもらうことができます。
- 楽天証券
- 楽天カード決済でポイント0.2%還元(ポイント改悪により還元率減少)
- 楽天キャッシュを利用することでポイント0.5%還元(2022年12月まではキャンペーンで1%)
- SBI証券
- 三井住友カード決済でポイント0.5%還元
- 三井住友ゴールドカード決済であればポイント1%還元(100万円修行で年会費無料)
クレカ積立の場合、ボーナス設定ができないため毎月3万3333円(年間39万9996円)の投資となります。

クレカ積立の場合、4円分投資できないけどポイント還元分でカバーされていると考えよう(^^)/
楽天証券の場合
楽天キャッシュを使うとポイント還元率は0.5%ですが、「キープチャージ」という設定が必要です。
これは、楽天payに常時つみたてNISAの設定金額をキープしておくものです。
積立設定が3万3333円であれば、常に3万3333円になるようにオートチャージされます。
常にオートチャージされることが嫌でなければポイント優先で利用価値ありです。
私は楽天キャッシュを設定していましたが、キャンペーンが終了するため設定を通常のクレカ決済に変更しました。
SBI証券の場合
SBI証券の場合は、使用するクレジットカードによってポイント還元率が違います。
三井住友カードのプラチナは年会費が高いため、ポイント還元率が2%でも使うメリットはないと考えます。
- 三井住友カード:還元率0.5%
- 年会費:無料
- 三井住友カード ゴールド:還元率1%
- 年会費:5500円
- 年間利用金額100万円以上で翌年以降の年会費永年無料(投資信託などの購入費用は除く)
- 三井住友カード プラチナ:還元率2%
- 年会費:3万3000円
三井住友カードのゴールドの場合、年間利用金額が100万円を超えると翌年以降の年会費が永年無料になります(100万円修行と呼ばれています)
投資信託の購入費用はこの100万円に含まれませんが、家賃など固定費の支払いに利用すれば十分達成可能でしょう。
クレジットカード決済を定期的に使うことに抵抗がないかたは試す価値ありです。
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ポイント③非課税枠を使い切ってから特定口座(源泉徴収あり)を使う
ポイントの3つ目は、非課税枠を使い切ってから特定口座(源泉徴収あり)を使うです。
特定口座では資産運用で得られた収益に約20%の税金が掛かります。
まずは、つみたてNISAの非課税枠を使い切るように資産運用しましょう。
そして、つみたてNISAの非課税枠を使い切った後、まだ種銭がある場合は特定口座(源泉徴収あり)に投資をしましょう。
クレカ積立でクレカ決済の上限金額の5万円を使い切る場合は、
- つみたてNISAで3万3333円
- 特定口座で1万6667円
という設定ができます。
クレカ積立は各証券会社で上限金額5万円と設定されているため、種銭があり楽天証券とSBI証券を開設している場合は、
- 楽天証券:つみたてNISA口座開設していた場合
- つみたてNISA:3万3333円
- 特定口座:16667円
- SBI証券
- 特定口座:5万円
というようにクレカ積立の上限額を使い切ることができます。
インデック投資は入金ゲームとも呼ばれています。
生活防衛資金が確保できている場合は、種銭を特定口座(源泉徴収あり)に投資をすることで資産を増やしていくことができます。
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4)楽天証券とSBI証券の開設方法と入金方法
楽天証券とSBI証券はどちらを選んでも申し分のない素晴らしい証券会社です。
- 楽天証券を選ぶとよい人
- 楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジで預金金利を0.1%にしたい
- 楽天市場で買い物をする
- 楽天ポイント(楽天経済圏)を使う
- SBI証券を選ぶとよい人
- クレカ積立でポイントを貯めたい
- 投資した金額に応じたポイントをもらいたい
- 今後、直接ETFを買い付けたい
使い分けをするとすれば、このような感じです。
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実際の証券会社の開設及び入金方法についてはリベ大のブログで詳しく解説されています。
SBI証券は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に投資をする方法が解説されていますが、「楽天全米株式インデックスファンド」へ変更してください。
3.楽天VTIを買う時の注意点
楽天VTIを買う時の注意点としては、次の3つがあります。
3つの注意点
- クレカ積立ではボーナス積立の設定ができない
- 信託報酬がやや高め
- SBI証券にVTIに連動したインデックスファンドがある

順番に解説するね(^^)/
1)クレカ積立ではボーナス積立の設定ができない
クレカ積立ではボーナス積立の設定が基本的にできないため、現在のつみたてNISAの非課税枠40万円を使い切ることができません。
今後、非課税枠が拡大され12ヶ月で割り切れる金額になることを期待します。
2)信託報酬がやや高め
楽天VTIは信託報酬(コスト)がやや高めの年間0.162%と設定されています。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500):0.0968%
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー):0.1144%
人気のS&P500やオールカントリーと比べると信託報酬が高いことが分かります。
信託報酬ではS&P500やオールカントリーに敵いませんが、分散の効いた米国全体に投資のできるインデックスファンドです。
十分許容できる範囲内の信託報酬と考えています。
3)SBI証券にVTIに連動したインデックスファンドがある
VTIに連動したインデックスファンドはSBIにも「SBI・V・全米株式インデックスファンド(通称:SBI・V・全米株式)」があります。
これは楽天証券では取り扱いがありません。
SBI証券のみ使うのであれば、SBI・V・全米株式も選択肢になるでしょう。
信託報酬も0.0938%と楽天VTIより安いです。
楽天VTIの場合は楽天証券でもSBI証券でも取り扱いがあるため、両方で楽天VTIに投資をすることができます。
万が一、楽天証券からSBI証券へ移管する(証券会社を変更する)場合、またはその逆の場合でも、移管してそのまま継続して楽天VTIに投資をすることができます。

投資の方法もシンプルな方が手間もかからず管理がしやすいよ(^^)/
4.まとめ:米国全体に投資をするなら楽天VTIがおススメ!
今回の記事では以下のことについて解説しました。
今回の記事で解説したこと
- 楽天VTIの特徴
- 楽天VTIの買い方
- 楽天証券の場合
- SBI証券の場合
楽天VTIは、
- 伝統的な株式投資ができる
- 米国全体(米国株式市場の小型株から大型株まで投資可能な銘柄のほぼ100%をカバー)に投資できるため分散が効いている
というように、米国株式に投資を考えているかたにとっては分散の効いたインデックスファンドです。
楽天VTIの1本でも十分に資産運用ができると考えています。
ただし、投資にはリスクがあります。
「No pain,no gain(痛みなくして得るものなし、または、苦労なくして利益なし)」という言葉がありますが、自分の生活に支障が出ない範囲でリスクを取って資産運用することが大切です。
つみたてNISAをはじめ、インデックス投資は小額から投資をすることができます。
- まず、家計を見直し固定費を削減して家計を倹約
- 倹約したお金で生活防衛資金を準備
- しっかり働いて稼いで種銭を作る
- 種銭を楽天VTIにつみたてNISAで投資をして資産運用
- 非課税枠を使い切ってから特定口座で資産運用
証券口座を開設するのはすぐ開設できますが、NISA口座は手続き上少し時間がかかります。
時間は有限です。
時間を無駄なく使って資産運用ができるといいですね。
私も引き続き、しっかり働きながら家計を見直して、愚直に積立投資をしていきます。
「あと一歩だけ 前に進もう。」
最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m