物価の値上がりが続いていて、生活が厳しいよ~。何かいい解決方法はない?


物価上昇で生活が厳しいよね。そんな時こそ家計を見直して乗り切ろう(^^)/
物価上昇が続いています。
円安の持続に伴い物価だけが上がって給料は上がらない「悪いインフレ」の状態です。
インスタントラーメンからパン類、食用油などほぼすべての商品が値上がりしており、日々の生活に影響が出ています。
そんな時、皆様はどうしますか?
- 値上がりした商品を買わない、または買い控える
- 値上げを受け入れて買う
買うか、買わないか、買い控えるか、そんな選択肢しかないですよね。
現金で支払いをしている人はまだ良いですが、カード支払いなどで支払っている人は値上げに気が付かず請求金額を見てびっくりするかもしれません(^^;)
そんな状況を回避する方法は、支出をきちんと把握してお金がどのように動いているかを知るです。
その方法は家計管理、家計簿をつけるしかありません。
家計簿をつけるというと、
- めんどくさそう
- 難しそう
- 長続きしない
- 家計簿をつける意味がよく分からない
- 家計簿をつけてもどう生かせばいいか分からない
そんな気持ちになっていませんか?
大丈夫です。家計簿を20年以上つけている私が家計簿を使った家計管理を解説します。
今回の記事では以下の2つについて解説しています。
この記事から分かる2つのこと
- 家計簿をつけるメリットとデメリットが分かる
- 家計簿を使った家計管理のコツが分かる
私は妻と協力しながら家計簿をつけて22年目になりました。
長年の経験を生かして家計管理のコツをお伝えします。
家計を管理して物価上昇の現状を一緒に乗り切りましょう。

ぜひ最後まで読んでくださいね(^^)/
1.家計簿をつけるメリットとデメリット
家計簿をつけるとなると、
- めんどくさそう
- 難しそう
- 長続きしない
- 家計簿をつける意味がよく分からない
- 家計簿をつけてもどう生かせばいいか分からない
といった感じでなかなか一歩が踏み出せませんね(^^;)
でも、一歩を踏み出すかどうかで今後の生活が大きく変わります。

家計簿をつけるメリット、デメリットを解説するね(^^)/
1)家計簿をつけるメリット
家計簿をつけると得られるメリットは次のようなものがあります。
- お金の動きが分かる
- 収入がわかる
- 固定費(毎月確実に支払うもの)がわかる
- 変動費(食費や遊興費などその月によって変動するもの)がわかる
- 突発的な支出(自動車税や固定資産税などの税金といった年に数回しか支払わないもの)が分かる
- 月単位、年単位で収支が把握できる
- 前年度など過去との比較ができる
- 過去に買った家電製品の値段が分かる
- 品物の購入日が分かる
- スマホのアプリなどを使うと簡単につけることができる
- パソコンを使わなくても時短で家計簿をつけることができる
- 口座などの連携機能など便利な機能がある→自動化できる
- レシート自動取り込みを活用すると手入力はほとんどない
私が家計簿をつけ始めたころは、パソコンのソフトを使うかエクセルもしくは手書き、そんな感じでしたが今はずいぶん便利になっています。
カード支払いが主な人は、カードや口座連携をしておくと自動入力してくれます。
また、レシートの取り込み機能があるアプリを使えば、
- 買い物
- 会計後、レシートを受け取る
- スマホで取り込み(カメラ取り込みが多い)
- レシートはゴミ箱へ
と、レシートもその場で捨てられて家計簿もつけることができて「一石二鳥」です。
アプリをうまく活用すれば時短で自動化できて家計管理ができます(^^)/
2)家計簿をつけるデメリット
次にデメリットとしては、
- お金の動きがすべて分かってしまう
- 知られたくない出費も分かってしまう
- 知りたくない支出が分かる(使った金額にびっくりする)
- 家計簿をつける手間がかかる
- お金を数えたり手間はかかる
- アプリを使っても多少の時間は必要
- めんどくさい
- どうしてもめんどくさい
- 継続して家計簿をつけないと家計の把握にならない
これらはどうにもならない事実です。
しかし、ちょっとした手間と時間を使い家計簿をつけることで、デメリットを大きく上回るメリットを得ることができます。

まさに、「やらねば損」というやつです(^^)/
2.家計管理のコツ
1)収入を知る
家計簿をつけると、収入が分かります。

収入は毎月、給料もらってるから分かるよ。当たり前のこと言わないでよ。
収入は、給料だけとは限らないよ。児童手当とかもあるよ。毎月の給料だけじゃなくて年間の収入が分かるんだよ。

毎月の給料は給与明細や銀行口座などの振込金額で分かりますが、年間どれくらい収入があるかは把握できていないのではないでしょうか?
まず、「自分がどのくらいのお金を稼いでいるのか」、これを知ることが大切です。
収入を知らないと、使えるお金も分かりません。
家計簿をつけて自分の稼ぎを含めて、いったいどのくらいの年間収入があるのか把握しましょう(^^)/
2)支出を知る:固定費と変動費に分けて考える
家計簿をつけると支出も分かります。
支出には、
- 固定費:毎月、必ず支払う決まった支出
- 変動費:固定費以外の毎月変動がある支出
の2種類があります。
支出を知るうえで、固定費と変動費は分けて考えなければいけません。
そのワケは、固定費を見直すことで支出を大きく削減することができます。

固定費を見直すと、生活しにくくなるんじゃない?そんな生活はイヤよ。
固定費の中でも、大きな支出のものを中心に見直すと、生活はほとんど変わらずに支出の削減ができるよ。

固定費をきちんと見直して削減すれば、生活の質はほとんど変わりません。
それでは、固定費と変動費について見ていきましょう。
①固定費
主な固定費には、
- 通信費
- スマホ代
- ネット回線など
- 光熱費
- 電気代
- ガス代
- 上下水道代
- 各種ローン
- 住宅ローン
- マイカーローン
- 各種税金
- 自動車税
- 固定資産税
- 各種保険
- 生命保険
- 健康保険
- 介護保険
- 年金
- 国民年金
- 厚生年金
- iDeCoなど
などがあります。
これらの固定費は、必ず毎月支払いがあるため、必要な金額が把握できます。
逆に言えば、「毎月必ず支払わないといけない費用」ということです。
この中で比較的簡単に見直しができ、費用対効果の大きいものは、
- 通信費
- 光熱費
- 各種保険
この3つになります。
これらを見直すためにも、まず毎月いくら支払っているかを把握しましょう。
また、各種ローンも利息によって借り換えなどにより支払いを削減することもできますので、まず「利息が何%か」確認してみてください(^^)/
②変動費
主な変動費には、
- 食費
- 日用品
- 衣類
- 医療費
- 冠婚葬祭
などがあります。
生活をしていくうえで、必要ではありますが毎月一定ではないお金です。
毎月の支払額には生活の仕方やイベントなどにより増減がありますので、どのくらいお金を使っているのかしっかり把握する必要があります。
しかし、この変動費は倹約するなると、
- 外食をやめる
- 服を買わない
- 日用品を節約する
などとなり、生活の質を下げ、楽しくなくなります。そのうえ、支出削減には限界がありコスパが悪いですね(^^;)
3)家計管理のコツは収入と支出の把握
家計管理をするコツは、家計簿をつけて収入と支出の金額を知るところから始まります。
- 毎月、毎年の収入の金額を知る
- これで毎月もしくは年間に使えるお金が分かります
- 支出を固定費と変動費に分けて金額を知る
- 固定費で毎月必ず必要な金額が分かります
- 変動費で毎月、最低限必要な金額が分かります
これで毎月、毎年の収支が分かりますね。

今からつけても、収支が分かるのには時間がかかるね。
口座の残高から簡単に過去の分は計算できるよ。

銀行などの口座残高から、大まかな収支を計算することができます。
やり方は簡単です。過去1年間の収支を調べる方法は、
- 今の口座残高を調べる。例:2022年5月末
- 過去の口座残高を調べる。例:2021年5月末
- ①の残高-②の残高:プラスなら黒字、マイナスなら赤字
これで概算はできます。

これなら簡単に計算できるね。ちょっと計算してみようと思ったけど、しばらく記帳してないから記帳してくるわ。
金額を知ることができると、
- 自分の収入が多いのか少ないのか
- 固定費の支払いが多いのか
- 通信費(スマホ代)をたくさん払っている
- 電気代が高い
- 保険料が高い
ということが分かります。
見直しをするにも比較するにも金額が分からないとどうにもなりません。
また、金額を知ると買い物をする時にその値段が高いか安いか比較できるようになります。
「相場を知る」というもので、相場を知っていると損をしなくて済みます。
家計簿をつけて収支にかかわる金額を知って、相場と比較し家計を管理したいですね(^^)/
3.まとめ:家計簿をつけて家計を上手に管理しよう
今回は以下の2つについて解説しました。
今回の記事で解説した2つのこと
- 家計簿をつけるメリットとデメリットが分かる
- 家計簿を使った家計管理のコツが分かる
家計簿をつけることはめんどうな部分もありますが、家計を管理する上では必要なことです。
家計簿をつけることでいろいろな金額が見えてくるため、値段の比較ができるようになります。
自分の収入や支出が多いのか少ないのか、相場と比較して家計管理をしてきたいですね(^^)/
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はじめから何もかも完璧にしようとすると、うまくいかないと思います。
とりあえず、やってみる。この気持ちが大切で、その一歩が踏み出せるかどうかで今後の生活が大きく変わってくると思います。
「あと一歩だけ 前に進もう。」
最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m