投資に関すること

第3の投資はどうする?【iDeCo】と【つみたてNISA】の次の投資先の選ぶコツ

2022年7月9日

かずくん

資産運用はシンプルな方法が手間もコストもかからないんだよ(^^)/

最近、LINEニュースなどで次のような広告をよく見かけるようになりました。

第3の投資 iDeCoとつみたてNISAの次は不動産投資

最近、投資を始めてiDeCoとつみたてNISAに上限までお金を回している人は「種銭」の重要性を認識していると思います。

サンディ

固定費も見直して、生活防衛資金も準備したからお金に余裕が出てきたわ。やっぱり次は不動産投資とか他のことを始めないといけないのかな?

投資はシンプルが一番だから、不動産投資とか分からないことを始める必要はないんだよ。

かずくん
  • もっとお金を稼ぐためには投資をしないといけない
  • 固定費を削減できてお金に余裕ができてきたから、投資に回したい
  • インデックス投資だけではすぐにお金持ちになれない

投資を始めると、良くも悪くもお金の勉強をするので知識がつきます。

「お金を稼ぐためには投資をするのが一番!だからもっと投資をしないと!」

こんな風に考えてしまうことはごく自然なことだと思いますが、その時の私の考えは「投資の目的を見直す」です(^^)/

このブログを読んでいただくと次のようなことが分かると思います。

このブログから分かること

  • iDeCoとつみたてNISAで上限金額まで投資している人が次にする投資が分かる
  • 投資をしているのか目的(ゴール)を見直す、再確認することの重要性が分かる

それでは一緒にiDeCoとつみたてNISAの次に何をしていけばよいのか一緒に考えていきたいと思います。

最後までお付き合いよろしくお願いします(^^)/

1.iDeCoとつみたてNISAの違い

まず、簡単にですがiDeCoとつみたてNISAの大きな違いを確認しておきましょう。

iDeCoもつみたてNISAも長期投資のための制度ですが、

  • iDeCo
    • 65歳まで原則引き出し不可
    • 年間投資額の上限が職種や働き方によって違う
    • 運用益は非課税掛け金は全額所得控除できる
  • つみたてNISA
    • いつでも引き出しできる
    • 年間投資金額は40万円まで
    • 運用益が非課税

といった違いがあります。

iDeCoは税金対策にもなるが途中で売れない、つみたてNISAはいつでも売れる、両方とも運用益は非課税

こんな認識でよいと思います(^^)/

2.iDeCoとつみたてNISAの活用術

1)iDeCoとつみたてNISAで上限金額の満額を目指す

投資をする上で、コスト管理が大切であることは何度もお伝えしてきました。

コストの中でも一番大きいものが税金です。

投資の運用益に関する税金は、

  • 所得税:15%
  • 住民税:5%
  • 復興特別所得税:0.315%(2037年12月末まで)
  • 合計:20.315%

がかかります。運用益が100万円あれば20万円以上税金になります。

投資している資産額が大きくなればなるほど、この税金の負担が増えます。

これをiDeCoとつみたてNISAは非課税にしてくれます(^^)/

このコスト削減ができる制度は資産運用する上では見過ごせないですよね。

iDeCoとつみたてNISAはどちらも運用益が非課税なのでお金に余裕があれば、まずiDeCoとつみたてNISAに満額投資を目指したいですね。

しかし、iDeCoは基本的に売却ができないため、つみたてNISAをしっかりやってからiDeCoをするという選択肢もよいと思います(^^)/

2)種銭に余裕がある時は投資の目的を見直す

iDeCoとつみたてNISAに満額投資してもまだ種銭がある場合ですが、まず、iDeCoとつみたてNISAでどの程度の資産ができるのかシミュレーションしてみましょう。

  • iDeCoは職種によって積立金額が違うので、分かりやすく毎月1万円
  • つみたてNISAは年間40万円なので毎月3万3000円

この金額で計算してみます。

なお、iDeCoの積立にかかるコストとつみたてNISAの信託報酬などは今回の計算では除外、想定利回りは5%としています。

元本運用収益合計(元本+運用収益)
10年516万円147万7616円663万7616円
15年774万円364万7458円1138万7458円
20年1032万円712万9593円1744万9593円
30年1548万円1958万1164円3506万1164円
野村證券マネーシミュレーター「みらい電卓」を用いて試算

投資を始める時期にもよりますが、60歳まで20年間の時間的余裕があれば、iDeCoとつみたてNISAで約1700万円の資産が準備できます。

投資期間が長ければ長いほど「複利」という最強の味方を有効活用できるため、早く始めることが一番有利になります。

では、何のために投資をするのか?

  • 老後の資金を準備する
  • FIREまたはセミFIREをする

目的によって必要な資金は大きく異なります。

老後の資金形成を目的としており、iDeCoとつみたてNISAで必要な資金に足りているのであれば余剰資金は旅行などやりたいことに使うというのも一つの方法です(^^)/

お金は道具であり使ってこそ意味を成します

自分の時間を削って稼いだお金ですから、しっかり貯めてしっかり使いましょう(^^)/

3.iDeCoとつみたてNISAの次を選ぶコツ

iDeCoとつみたてNISAを満額しても必要な資金に足りない場合は次の投資が必要です。

しかし、それも難しくはありません。

1)投資はシンプルが一番

投資の場合、「コストが安い」という重要なポイントを抑えると同時にもう一つ大切なことがあります。

それは、「シンプルが一番」ということです。

難しい投資をすれば、当然管理にも手間がかかります。

手間がかかると自分の時間を費やす必要があり、それに伴う勉強が必要なる。そうなると、時間が減る

まさに悪循環ですね。

iDeCoとつみたてNISAの次の投資先として最もシンプルなことは「特定口座」の利用です(^^)/

2)証券口座の特定口座を利用

証券口座には、3種類あり主な違いは次のようになっています。

  • NISA口座
    • 非課税で運用できる。非課税なので確定申告不要
  • 特定口座
    • 源泉徴収あり:運用益に課税される。年間取引報告書は証券会社が作成してくれるので確定申告不要
    • 源泉徴収なし:運用益に課税される。年間取引報告書は証券会社が作成してくれるが確定申告は必要
  • 一般口座
    • 運用益に課税される。年間取引報告書を自分で作成し確定申告も必要

NISA口座の中につみたてNISAの口座があります。

iDeCoとつみたてNISAの次に使う口座は「特定口座(源泉徴収あり)」です。

この特定口座(源泉徴収あり)を使うメリットは、つみたてNISAと同じインデックス投資先に投資できることです。

つみたてNISAで投資できるインデックス投資先は金融庁のお墨付きの銘柄ですから、そのまま特定口座で投資ができれば、新たに銘柄選定する手間もありません。

つみたてNISAも特定口座も同じインデックス投資先。これ以上のシンプルな選択はないと思います。

iDeCoとつみたてNISAを満額しても必要な資金に足りない場合は、必要な資金を計算して特定口座で積み立てる。これで解決ですね(^^)/

4.まとめ:iDeCoとつみたてNISAの次は自分の目的に合わせて投資先を選ぼう

iDeCoとつみたてNISAを上限金額まで投資をしている場合、次の投資先を選ぶかどうかは「自分が何のために投資をしているのか」という目的によって変わってきます。

iDeCoとつみたてNISAを満額しても必要な資金に足りない場合は次の投資が必要ですが、足りている場合は旅行など贅沢をするために使いましょう。

足りていない場合は、特定口座を使って不足している金額を投資しましょう。シンプルが一番です(^^)/

SNSなどを通していい情報や悪い情報などいろいろな情報があふれています。

ほかの投資家の資産額を見るとついつい慌ててしまったりしがちですが、その投資家とは始めた時間も入金力も違います。

そして、何のために投資をしているのか目的(ゴール)も違います。

お金はあくまで道具ですから、使って初めて価値があります。

自分の時間を使って稼いだお金ですから大切に使いたいですね。

「あと一歩だけ 前に進もう。」

最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m

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