こんにちは(^^)/くまのかずくんです。
政府が貯蓄から投資へお金が動くように政策を進めようとしています。
金融庁のホームページでもNISAを活用した投資をおススメする説明がされています。
Googleで「JNN世論調査 投資」で検索すると「今後、貯蓄を投資に回そうと考えるか」という質問に対して速報で、
- 投資に回そうと思う(23%)
- 投資に回す貯蓄がない(34%)
- 投資に回そうと思わない(40%)
と、調査結果が出ていました。年齢の分布は出ていませんが、7割を超える人が投資に対して否定的な回答です。
この「貯蓄を投資に回そうと考えるか」という質問に対しての私の回答は「投資(お金)の勉強をしてから考える」です。
私も以前は投資に対してJNN世論調査と同じで「投資に回す貯蓄がない」からと同じ意見でした。

投資ってやり方もわからないし、損をしたら嫌だからやろうって気持ちにならないよ。そもそも
投資に回せるお金の余裕もないよ
最初は僕も投資のことは分からなかったよ。でも、お金の勉強をしていくうちに【投資】はやった方がいいって思ったんだ。

投資に対して否定的な意見を持っている人は、「そもそも【投資】のことが分からない」が一番の理由ではないでしょうか?
そこで、
- 投資に回す貯蓄がない人
- 投資に回そうと思わない人
- 投資をするかどうか迷っている人
こんなあなたがこのブログを読んでいただくと次のようなメリットがあります。
メリット
- 投資と貯蓄の違いが分かる
- 貯蓄がない原因を調べる(家計を見直す)方法が分かる
- 自分に投資が必要かどうか判断するポイントが分かる
- 投資をするおススメの方法が分かる
今さらお金の勉強なんて必要ない、投資は自分には関係ないと思う人もいるかもしれません。
しかし、今回の内容は投資をやる、やらないにかかわらず、お金の勉強を始める、家計の見直しをするきっかけになるはずです。

投資をしなくても、家計の見直しは大事だね。お金の勉強もやってみようかな。おススメの本とかある?

お金の勉強をするなら【お金の大学】が一番いいよ。お金のことがこの1冊で分かると思うよ。
家計を見直すだけでも生活はきっとゆとりができるよ。
それにせっかく、政府がNISA制度などお得な制度を作っているので少額でも投資を始めてみようって思えるといいね。
それでは最後までお付き合いよろしくお願いします。
1.投資と貯蓄の違い
1)投資とは何か?(振り返り)
投資といっても、その中身はいろいろあります。
投資に関しては以下のブログで解説しています。
-
-
【投資】を始める前に必要なこと~知識と考え方~
続きを見る
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-
お金を稼ぐ~【インデックス投資】を選ぶ理由~
続きを見る
実はあなたがしている「預金」も投資の方法の1つだったんですよ!
投資の中でも、おススメの方法は「インデックス投資」です。初心者に優しい投資手法です。
2)インデックス投資と貯蓄(預金)の比較
それでは、インデックス投資と貯蓄の主な違いを比較してみましょう。
比較内容 | インデックス投資 | 貯蓄(預金) |
---|---|---|
利回り (利息) | 世界株平均で年間4~6% | 普通預金0.001~0.1% |
元本割れの リスク | あり | なし |
資産に対する補償 | 証券会社が破綻しても基本的に全額保証 | 一般預金のみ元本1000万円までとその利息を保証 |
必要な口座 | 証券口座 | 預金口座 |
難易度 | ネット上で最初の手続きがやや複雑(窓口対応は手数料が高いので除外) | 窓口で手続きすると簡単 |
インフレ対策 | 強い | 弱い |
インデックス投資と貯蓄の大きなメリットとデメリットとしては、
- 貯蓄:
- 簡単に始めることができる
- 貯めることが目的
- 元本保証(上限1000万まで)
- インフレに弱い
- インデックス投資:
- 始める時に手間がかかる(始めてしまえば預金と同じで毎月の積立)
- 増やすことが目的
- 元本割れのリスクがある(証券会社が破綻しても全額保証)
- インフレに強い
といったところでしょうか?
増やす方法が投資、貯める方法が貯蓄ですね。
2.貯蓄がない原因を調べる(家計を見直す)コツ
1)収入と支出の関係
会社員の場合、毎月の給与が主な収入になり、決まった金額がもらえます。
しかし、収入以上に支出があると毎月赤字でボーナスで補填という悪循環になります。
こんな時の考え方は、
- 給料が少ないから生活がしんどい
- もっと働いて(残業して)お金を稼がないといけない
と稼ぐ方にばかり着目していませんか?
頑張って働いても働ける時間には限度があり、給与も大きくは増えません。
それよりも、毎日働いて、残業して疲れちゃいますよね(^^;)
働いているのにお金が足りないという場合は、よほどの安い給料でない限り、使い過ぎが原因です。
気が付いたら銀行口座の残高が少なくなってる、足りない何てことがありませんか?
そんな時は、まずどこにお金が消えているのか、家計を見直してみましょう(^^)/
2)家計を見直す方法
①家計簿をつける
家計を見直すためには、まず収入と支出の把握が必要です。
これは家計簿をつけることで解決できます。
でも、家計簿つけるというと、
- 面倒くさい
- やり方が分からない
- パソコンを持っていない
というように、マイナスなイメージが大きいですよね。でも、大丈夫です。
家計簿をつけるためのアプリがあります(^^)/
私は「マネーフォワードME」という家計簿アプリを使っていますがおススメできるアプリです。
有料で使うほうが機能的には優れていますが、無料でも十分使えます。
最初に使ってみて、使い勝手の良さを実感してみてください。セキュリティ対策もバッチリされていますから安心です。
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これで決まり!家計簿アプリはマネーフォワードME
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②固定費を見直す
家計簿をつけてみると、実際にどこにお金が使われているのか「見える化」ができます。
私は「マネーフォワードME」を使っていますが、支出の項目をカスタマイズすることでもっと「見える化」できます。
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必見!マネーフォワードMEでお金の貯まる家計簿を作る方法
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私は、マネーフォワードMEで家計を「見える化」して、固定費を見直すことで年間約40万円の支出削減ができました。
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見直すと効果が大きい固定費3選
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働いて年間40万円の給料をもらおうとすると、税金がかかりますから実際には50万円以上稼がないといけません。これって大変ですよね(^^;)
でも、固定費の見直しは手続きがめんどうな部分がありますが、一度やってしまうと効果がずっと続きます(^^)/
固定費の見直しをして、削減できた支出を投資や貯蓄に回せると「投資に回す貯蓄がない」は解決できますね。
3.自分に投資が必要かどうか判断するポイント
次に、自分に投資が必要かどうか判断するポイントですが、
- お金の勉強をしようと思っているか?
- 今の生活にゆとりはあるのか?
- ずっと会社員で働くことに疑問を感じているか?
- 将来のためにお金の準備をしようと考えているか?
- 経済的に自由になりたいと思っているのか?
といった内容で見ていきたいと思います。思い当たる内容がありませんか?
それでは1つずつ見ていきましょう。
1)お金の勉強をしようと思っているか?
お金の勉強と投資は関係ないように見えますが、大きな関係があります。
それは、お金の勉強をすることで知識を得ると、投資の必要性に気が付き投資を始めるからです(^^)/
お金の勉強をするとほぼ間違いなく投資をすると思います。
しかし、「いざ、投資」と思っても証券口座を作るには1か月程度の時間が必要です。
お金の勉強をしようと思って始めたのであれば、証券口座は無料で作れるので、
- お金の勉強をしようと決意
- 証券口座を開設(楽天証券またはSBI証券)
- お金の勉強をする
- 投資を始める
といった流れが時間的に無駄がありません。
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楽天証券とSBI証券~あなたに最適な【証券会社】を選ぶコツ~
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2)今の生活にゆとりはあるのか?
家計簿をつけて家計管理をし、固定費を見直す。
支出を削減することで、生活のゆとりはできると思いますが、そもそも収入が少なすぎる人の場合は限界があります。
その場合は、転職をおススメします。
終身雇用が当たり前でない時代になってきています。家計を見直しても生活が苦しい人は、転職を考えてみましょう。
転職活動は会社に勤めながらでもできる活動です。
3)ずっと会社員で働くことに疑問を感じているか?
終身雇用が当たり前でなくなってきていますが、ずっと会社員で働くことをどう思いますか?
- 定時に出勤、定時に帰宅、時々残業
- 会社の決めた日が休み
- 給料は毎月安定しているが急には増えない
- 福利厚生がある
- 源泉徴収で税金を払う
これらのことに疑問が特になければ、会社員でしっかり働いてお金を稼いで、余剰資金を貯蓄または投資に回す。
生活は安定していますが、雇われの身であり経済的な自由はありません。リストラや倒産のリスクはあります。
経済的な自由を求める人、「FIRE」を目指す人は「投資」が必須です。
ピケティの法則というのがありますが、給与の増加率よりも資産の増加率の方が大きいという法則です。
FIREなど経済的な自由を求める場合は投資で資産運用を行いお金を増やす必要があります。
4)将来のためにお金の準備をしようと考えているか?
実はやっているiDeCo(イデコ)。
「個人型確定拠出年金」というのが正式名称で、「年金」となっていますが実はこれも【投資】です。
将来、国民年金や厚生年金の受給だけでは生活が苦しいからと「iDeCo」を始めた人もいると思います。
投資という認識がなくて投資をやってるんです。
同じような制度に「つみたてNISA」があります。将来のためにお金を準備するのであれば、貯蓄だけでなく投資も併用すると効率的に準備できます。
5)経済的に自由になりたいと思っているのか?
3)と重複しますが、経済的な自由を求めるのであれば、「FIRE」するしかありません。
しかし、働くことが好きな人であれば「セミFIRE」で働きたい時に働く、仕事や時間を自分で選ぶことができる。
こんな働き方ができると最高だと思いませんか?
私の目標は「セミFIRE」としています。
別に働くことが嫌いなわけではありません。しかし、家族との時間を作ったり自分のやりたい仕事が選択できてお金を稼ぐ。
こんな働き方ができたらいいなと思い頑張っています(^^)/
4.投資をするおススメの方法は「ほったらかし投資術」
投資をする方がいいということは分かってきても、実際にやるとなると話は違います。
インデックス投資は楽天証券だけでも投資先が384本あります(2022年6月11日現在)。
この中からおススメとかリスクが少ない投資先を探すことはまず不可能ですよね。
まず、投資をする大前提として、「No pain,no gain(痛みなくして得るものなし、または、苦労なくして利益なし)」という言葉があります。
リスクをきちんと知った上で投資をすることをおススメします。貯蓄もリスクがあるので自分が許容できるリスクの範囲で選択したいですね。
それでは、おススメできるインデックス投資は、「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」です。
これは、「ほったらかし投資術」の書籍の中で解説されていますが、この全世界株式1本に投資すると管理する手間がかからないということです。
この全世界株に投資すれば決して必ずもうけが出るわけではありません。
とりあえず、少額から初めてみてお金の動きを見てみてはいかがでしょうか?100円から投資ができますよ(^^)/
5.まとめ:投資のことをきちんと学んで自分に【投資】が必要か判断しよう
今回のブログでは以下の4点をお話ししました。
今回のブログで解説したこと
- 投資と貯蓄の違い
- 貯蓄がない原因を調べる(家計を見直す)コツ
- 自分に投資が必要かどうか判断するポイント
- 投資をするおススメの方法は「ほったらかし投資術」
1.投資と貯蓄の違い
実は預金も投資方法の1つです。
インデックス投資と貯蓄の大きなメリットとデメリットとしては、
- 貯蓄:
- 簡単に始めることができる
- 貯めることが目的
- 元本保証(上限1000万まで)
- インフレに弱い
- インデックス投資:
- 始める時に手間がかかる(始めてしまえば預金と同じで毎月の積立)
- 増やすことが目的
- 元本割れのリスクがある(証券会社が破綻しても全額保証)
- インフレに強い
増やす方法が投資、貯める方法が貯蓄ですね。
2.貯蓄がない原因を調べる(家計を見直す)コツ
貯蓄がない原因は収入よりも支出が多いことが原因です。
- 家計簿をつけて家計を把握
- 固定費を見直し支出を削減
家計簿をつけるためにはスマホアプリの「マネーフォワードME」がおススメです。
3.自分に投資が必要かどうか判断するポイント
自分に投資が必要かどうか判断するポイントとして、
- お金の勉強をしようと思っているか?
- 今の生活にゆとりはあるのか?
- ずっと会社員で働くことに疑問を感じているか?
- 将来のためにお金の準備をしようと考えているか?
- 経済的に自由になりたいと思っているのか?
以上、5項目を紹介しました。

自分に投資が必要だと判断しなくても、お金の勉強をすることはとても大切なことだから、一緒に学んでいけるといいですね。
4.投資をするおススメの方法は「ほったらかし投資術」
おススメできるインデックス投資は、「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」です。
この書籍の中で解説されていますが、本を読むのはちょっとといわれるかたは両学長の解説動画を参考にされてください(^^)/
政府は「一億総株主」を目指しているようですが、日本人のすべてに当てはまるとは思えません。
それぞれの生活のスタイルに応じて貯蓄か投資、もしくは併用するなどカスタマイズしてするなど、自分に投資が本当に必要かどうか判断して行いたいものですね。
以上で終わりたいと思います。
「あと一歩だけ 前に進もう。」
最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m