
私は楽天VTIとSBI・V・全米株式の両方に投資しています
楽天VTIとSBI・V・全米株式って投資先は同じVTIじゃなかったかな。同じVTIに別々の銘柄から積み立てをして何か意味があるの?


よく気がついたね。証券会社は違うけど、投資先は同じVTIなんだ。意味がないように見えるけど、いろいろ考えた結果なんだよ。
インデックス投資を始めて10ヶ月が過ぎました。順調に積立をしています。
インデックス投資の全米株式は、
- 楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)
- SBI・V・全米株式インデックスファンド(通称:SBI・V・全米株式)
というように2つの銘柄があります。
どちらも投資先は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」です。
それならば、VTIに投資すればいいじゃないかと考えますが、これは少しハードルが上がります。
VTIに投資をするのであれば、少額から投資できるインデックス投資の活用をおススメします。
このブログでは、次の3つについて解説します。
このブログから分かること
- VTIと楽天VTIとSBI・V・全米株式の違いが分かる
- インデックス投資の楽天VTIとSBI・V・全米株式を選ぶメリットが分かる
- 楽天VTIとSBI・V・全米株式を選択する2つのポイントが分かる
「投資をして損をしたくない」
こんな風に考えるのは私もあなたも同じです。
しかし、投資には元本割れなどのリスクがあります。
リスクを最小限に抑え、そのリスクを許容して投資をすることが大切です。
大切なお金を投資するので、投資先のことはしっかり理解して投資したいですね。

ぜひ、最後まで読んでくださいね
1.VTIと楽天VTIとSBI・V・全米株式の違い
1)バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
VTIとは、ティッカーと呼ばれるアメリカの株式市場で各企業や上場商品に付けられる銘柄コードのことです。
正式な銘柄名は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」で全米株式ファンドです。
VTIの特徴は、「米国株式市場で小型株式~大型株式の4000銘柄以上の株式に広く分散投資できる」ところです。
これ一つで米国株式市場のほぼ全体の規模をカバーできるため、「米国株式のほぼ全体に投資している」ことになります。
VTIはETF(上場投資信託)でありETFの主な特徴は、
- 投資信託に比べてコストが安い
- 配当金がある
- 自由に好きなタイミングで売買できる
などがあります。
一見よさそうですが、デメリットがあり手間がかかります。
VTIの主なデメリットは、
- 為替手数料がかかる
- 1株単位でないと買えない
- 米国でも税金が取られる(2重課税)
などです。
特に1株単位でないと買えないため、インデックス投資のように少額から好きな金額で投資できません。
これらを考えるとハードルが上がるため、少額から好きな金額で投資のできる楽天VTIやSBI・V・全米株式をおススメします。
2)楽天VTIとSBI・V・全米株式の違い
楽天VTIとSBI・V・全米株式も投資先は同じVTIです。
楽天VTIとSBI・V・全米株式の主な違いは次のようになっています。
楽天VTI | SBI・V・全米株式 | |
証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 |
信託報酬 | 0.162% | 0.0938% |
買付手数料 | 無料 | 無料 |
純資産額 | 6592.07億円 | 963.81億円 |
基準価額 | 2万276円 | 1万1488円 |
大きな違いは、
- 信託報酬
- 純資産額
- 基準価額
といったところになります。
純資産額は大きく違いますが、リベ大でも一般的な目安として30億円以上が望ましいと言われていますのでどちらも問題ないですね(^^)/
それでは、楽天VTIとSBI・V・全米株式のメリットとデメリットを見ていきましょう。
2.インデックス投資の楽天VTIとSBI・V・全米株式を選ぶメリット
1)楽天VTIを選ぶメリットとデメリット
楽天VTIのメリットとデメリットは、
- メリット
- 一般的に楽天証券のHPが使いやすい
- 楽天VTIへ投資すると楽天ポイントが貯まる
- 楽天ポイントでポイント投資ができる
- 楽天経済圏を活用している人は使いやすい
- 純資産が豊富
- iDeCoでも楽天VTIに投資できる
- SBI証券へ移管しても楽天VTIへ投資できる
- デメリット
- SBI・V・全米株式よりも信託報酬が高い
- 改悪により貰える楽天ポイントが減っている
- SBI・V・全米株式よりも基準価額が高い→同じ金額を買っても買える口数が少なくなる
といったところです。
信託報酬や基準価額はSBI・V・全米株式と比べると高いですが、純資産が豊富で安心して積立ができるインデックスファンドです。
2)SBI・V・全米株式を選ぶメリットとデメリット
次に、SBI・V・全米株式のメリットとデメリットですが、
- メリット
- 信託報酬が楽天VTIよりも安い
- 三井住友カードを利用することでVポイントが貯まり、ポイント投資ができる
- Tポイント、Pontaポイントもポイント投資できる
- 基準価額が安いので同じ金額でもたくさんの口数が買える→将来的に資産が増える可能性がある
- 保有資産額に応じてVポイントがもらえる
- デメリット
- 楽天証券に比べると一般的にややHPが使いにくい→慣れると気にならなくなります
- 純資産額が楽天証券よりも少ない→一般的な目安の純資産額は十分クリア
- 楽天証券など他の証券会社で取り扱いがないため移管はできない
といったところです。
信託報酬が安くこれから成長が望めるファンドであり、ポイント投資もできるので今から投資を始めるかたには積立しやすいインデックスファンドです。
3)楽天VTIとSBI・V・全米株式を選択する2つのポイント
「楽天VTI」と「SBI・V・全米株式」を選択する2つのポイントは、
- 楽天ユーザーなら楽天証券で「楽天VTI」
- 楽天ポイントの還元率は改悪されているが、楽天経済圏を使うことで楽天ポイント投資が効率よくできる
- 楽天キャッシュや楽天payなど日常生活で使いやすいツールが多い
- 楽天市場で効率よくお買い物をすることで楽天ポイントを稼ぐことができる
- 楽天証券のHPが使いやすい
- クレジットカードを使うことが多い方は、「SBI・V・全米株式」
- 三井住友ゴールドカードでクレカ積立をすると1%のポイント還元
- 三井住友ゴールドカードの百万円修行で年会費が永年無料
- 信託報酬が安い
- 所有資産に応じてVポイントがもらえ、それでポイント投資ができる
- 住信SBIネット銀行を使うことでお金の管理がしやすい
楽天証券もSBI証券も国内で1位、2位を争っている証券会社ですからどちらを選んでも問題ありません。
投資先も「楽天VTI」と「SBI・V・全米株式」は信託報酬(コスト)こそ大きな違いがありますがどちらを選んでも問題ありません。
自分のライフスタイルに応じて証券会社を選択し、投資先を決めると良いです。
選ぶ時間はあまりかけずに、コツコツ時間をかけて投資ができるといいですね。
私は2つの証券会社のいいとこどりで両方とも使っています(^^)/
3.まとめ:自分の生活スタイルに合わせて投資先を選ぼう
「楽天VTI」と「SBI・V・全米株式」を選択する時のポイントについてお話してきました。
「楽天VTI」と「SBI・V・全米株式」はどちらもVTIに投資をするインデックスファンドです。
自分の生活のスタイルで、投資先を選択すると問題ありません。
実際やってみないと分からない部分もありますので、両方とも証券口座を開設し実際に使ってみるのもアリです。
証券口座のパスワードなど手間がかかる部分もありますが、実際に行動をしてみる価値はあります。
考えて行動しないのではなく、「行動してから考える」この方がうまくいくことも多いですよ(^^)/
「あと一歩だけ 前に進もう。」
最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m