- マネーフォワードMEの無料で使える口座連携数が10件から4件になると困る・・・
- 今まで連携していた口座のどれを残せばいいんだろう?
- マネーフォワードMEの使い方に慣れていたから、新しい家計簿アプリは何を使えばいいのか分からない・・・
こんなことで悩んでいませんか?
マネーフォワードMEを無料で使っていた人が、制度改正により急に有料に変えることは難しいです。

私は、2021年9月からマネーフォワードMEを有料で使っています。
有料で使うことをおススメしますが、無料で継続する方法も知っています。
この記事では、無料でマネーフォワードを使っていたあなたのために「マネーフォワードMEを無料で継続利用」するための方法から有料をオススメする理由まで、まとめて解説します。
この記事を読むと、マネーフォワードMEを無料で継続利用できる方法が分かります。

マネーフォワードMEを使って家計簿が継続できると、誰でも節約することができます。
マネーフォワードMEの無料会員サービスが改悪
マネーフォワードMEの無料会員における金融関連サービス連携上限数が10件から4件に減りました。

マネーフォワードMEの口座連携数とは、銀行やクレジットカードなど自動更新されるものを全てカウントします。そのため、口座連携を4件で今まで通り家計簿をつけることは「実際不可能な状況」になっています。
私はプレミアムサービスを使っており、使い勝手の良さと時間単価の観点から有料で会費を払っても元は取れていると考えています。
私はプレミアムサービスで使うことをおススメしますが、コストはできる限りカットするのが一番です。
マネーフォワードMEを無料で使い続けるため「お金のコンパス」を併用
引き続き無料でマネーフォワードMEを使う場合、「口座連携数が4件しかできない」部分を解決する必要があります。そこで、お金のコンパスという家計簿アプリを併用で使います。
- 「お金のコンパス」のメリットとデメリット
- 〇メリット
・無料で使える
・連携できる口座数などが無制限
・キャッシュレス決済で自動的に家計簿が作成される
・マネーフォワードと共同開発でセキュリティ対策は万全
〇デメリット
・手入力ができない
・レシートの取り込みもできない
・支出の項目などがカスタマイズできない
・連携できないキャッシュレス決済がある
このお金のコンパスを併用することで、引き続き無料でマネーフォワードMEを使う方法を2つ解説します。
- 引き続き無料でマネーフォワードMEを使う2つの方法
- 1)マネーフォワードMEで家計全体を把握する方法
2)マネーフォワードMEでは現金のみ管理する方法
1)マネーフォワードMEで家計全体を把握する方法
- マネーフォワードMEで家計全体を把握する方法
- ①口座やクレカの連携は全てお金のコンパスで行う
②マネーフォワードMEの「お財布(現金管理)」にお金のコンパスで口座連携させた口座やクレカの項目 を作る
③お金のコンパスの口座連携で得られたデータをマネーフォワードMEで作った「お財布(現金管理)」の項目に転記する
④レシート取り込みや現金など口座連携に対応していないお金の動きはマネーフォワードMEで管理する
2つの家計簿アプリを上手に使うことで、お互いのデメリットをカバーできます。しかし、「マネーフォワードMEで家計全体を把握する方法」にもメリットとデメリットがあります。
- 「マネーフォワードMEで家計全体を把握する方法」のメリットとデメリット
- 〇メリット
・マネーフォワードMEでレシートを取り込むことができる
・マネーフォワードMEで家計簿が手入力できる
・マネーフォワードMEで家計全体を把握することができる
・お金のコンパスで使っている口座やクレカを全て連携することができる
〇デメリット
・2つのアプリを登録して使うため手間がかかる
・お金のコンパスで連携した口座やクレカの情報をマネーフォワードMEに転記する手間がかかる
・お金のコンパスで連携できない口座は、マネーフォワードMEで手入力しないといけない
銀行口座などのお金の動きを全てマネーフォワードMEに転記するため、家計簿の入力に手間がかかります。しかし、マネーフォワードMEで家計のすべてが把握できるため「家計の見える化」が可能になります。
お金のコンパスは、使っている口座やクレカの情報を管理するだけです。転記をする手間と時間は必要ですが、引き続き無料でマネーフォワードMEを使って全て管理できます。
2)マネーフォワードMEでは現金のみ管理する方法
- マネーフォワードMEでは現金のみ管理する方法
- ①口座やクレカの連携は全てお金のコンパスで行う
②レシート取り込みや現金など口座連携に対応していないお金の動きはマネーフォワードMEで管理する
2つのアプリを別々に使うことで、お互いのアプリの不足部分をカバーできます。この「マネーフォワードMEでは現金のみ管理する方法」にもメリットとデメリットがあります。
- 「マネーフォワードMEでは現金のみ管理する方法」のメリットとデメリット
- 〇メリット
・マネーフォワードMEでレシートを取り込むことができる
・マネーフォワードMEで家計簿が手入力できる
・お金のコンパスで使っている口座やクレカを全て連携することができる
・家計簿を入力する時間はマネーフォワードMEの改悪前とほとんど同じ
〇デメリット
・お金のコンパスとマネーフォワードMEの両方を使わないと家計の把握できない
・マネーフォワードMEでは口座連携できていないものや現金で使ったお金しか分からない
家計簿をつける時間と手間は、マネーフォワードMEだけ使っていた時とほとんど変わりありません。しかし、マネーフォワードMEとお金のコンパスの両方を見ないと家計の状況は把握できません。
- お金のコンパスで連携した口座やクレカのお金の動きを把握する
- 口座から引き出したお金の動きをマネーフォワードMEで管理する
マネーフォワードMEでは、現金の動きだけ管理をします。
マネーフォワードMEを有料で使うメリットとデメリット

マネーフォワードMEはお金のコンパスと併用で使うと、引き続き無料で使うことができます。しかし、マネーフォワードMEを無料で使い続けるためには手間と時間が必要です。
- 2つのアプリを登録して使うため手間がかかる
- お金のコンパスの情報をマネーフォワードMEに転記する手間がかかる
- お金のコンパスとマネーフォワードMEの両方を使わないと家計の把握できない
マネーフォワードMEには有料(プレミアム会員)があります。私は、マネーフォワードMEをずっと有料で使っています。年会費で5300円支払っています。1日14.5円、1か月435円で使えるプレミアムサービスに満足できています。
マネーフォワードMEを有料で使うメリットとデメリット
- マネーフォワードMEを有料で使う主なメリットとデメリット
- 〇主なメリット
・口座連携数が無制限
・家計が一元管理できる
・連携した口座を一括で情報を更新できる
・過去データを1年以上振り返ることができる
・毎月、家計の状況をレポートで評価できる
〇デメリット
・会費が必要
支払方法によって会費が異なる
・WEB版サービスより申し込んだ場合
月額プラン:500円
年額プラン:5300円
・Apple ID決済(iPhoneのアプリで申し込み)
月額プラン:480円
年額プラン:5300円
・Google Play決済(Androidのアプリで申し込み)
月額プラン:500円
年額プラン:5500円
有料の場合、申し込み方法によって支払金額に差があります。申し込む場合は、WEB版サービスかiPhoneの年額プランで支払うと一番安く使うことができます。
おススメのプレミアムサービス
- おススメのプレミアムサービス
- ・マンスリーレポートで毎月の資産が評価できる
・一括で連携した口座の情報が更新できる
・カード引き落とし時、残高不足の場合は通知がある
マンスリーレポートで毎月の資産が評価できる
マンスリーレポートでは、家計・資産などのあらゆるデータを月単位でまとめて評価し、レポートで報告してくれます。毎月レポートで評価してくれるため、家計の状況が見える化されます。
一括で連携した口座の情報が更新できる
連携している口座をボタン1つで一括更新できます。無料の場合は、1つずつ更新しないといけないため手間がかかりました。
カード引き落とし時、残高不足の場合は通知がある
カードの引き落とし額が確定した時に、銀行残高が不足しているとプッシュ通知でお知らせしてくれます。口座連携していると口座残高が分かるため、カードの引き落とし前にATMに並ぶ必要もありません。
有料マネーフォワードMEの年会費は時間単価を考えると元が取れる
マネーフォワードMEの年会費は一番安くても5300円。やはり、家計簿に年間5300円はもったいないと感じてしまいますよね。しかし、自分の使う時間を時間単価で考えると5300円は元が取れます。
毎月、カード引き落とし前の残高確認のために仕事帰りに近くのATMに寄るとしましょう。
- 時間単価の考え方
- ・毎月、仕事帰りに15分回り道をして、5分ATMに並んで記帳
・ATMに寄ると、いつもより帰宅が30分遅くなる
・12ヶ月×30分=360分(6時間)
・時給1000円で計算しても6000円分の時間を浪費
支払う時に見えるお金はもったいなく思ってしまいます。しかし、見えなくても浪費しているお金があります。この時間単価の考え方はいろいろなところで使えます。目先のお金ではなく、総合的にお金の価値を考えてみましょう。

マネーフォワードMEの年会費は、時間単価を考えると決してもったいないお金ではありません。マネーフォワードMEをぜひ、有料で使ってください!
まとめ:お金のコンパスを併用し、引き続き無料でマネーフォワードMEを活用しよう

今回の記事では、マネーフォワードを無料で使い続ける方法を解説しました。
マネーフォワードMEとお金のコンパスを併用し、手間と時間をかけることで無料で使うことができます。しかし、時間単価と効率、プレミアムサービスの内容を考えると有料でマネーフォワードMEを使うことをおススメします。
マネーフォワードMEはとても使いやすい家計簿アプリです。口座連携できる数が10件から4件に減るため、今までと同じように使うことはできません。引き続き無料でマネーフォワードMEを使うためには、お金のコンパスを併用し上手にマネーフォワードMEを活用しましょう。