投資に関すること

楽天証券とSBI証券~あなたに最適な【証券会社】を選ぶコツ~

2022年1月23日

かずくん

楽天証券とSBI証券どちらを選ぶか迷っていませんか?どちらの証券口座が良いのか一緒に考えていきましょう(^^)/

私は証券口座は楽天証券、SBI証券両方とも開設しています。

しかし、実際のところ、2つも開設しても

  • 「使う(両方に投資する)余裕なんかないよ」
  • 「手続きが2倍になるのは面倒だ」
  • 「そんなこと意味あるの?」
  • 「男なら1か所に集中投資!」

なんてご意見があるのではないでしょうか。

私は楽天証券を最初に開設し、後からSBI証券を開設しました。

両方の口座を開設し運用してみて分かったことがあります。

「これは便利!」ということです。

このブログでは、投資を今から始める初心者の方が困らないような情報を選んで提供していきます。

詳しい比較はいろいろされていますが、結構、難しい表現などがあるんですよね。

私が最初に開設する時に困った経験を踏まえて、楽天証券とSBI証券の2つの口座についてどっちがお得なのか比較をしたいと思います。

このブログを読んでいただけると以下のようなメリットがあります。

メリット

  1. 楽天証券とSBI証券の比較ができる
  2. 楽天証券を作った場合のメリット、デメリットがわかる
  3. SBI証券を作った場合のメリット、デメリットがわかる
  4. 楽天証券とSBI証券の両方を作った場合のメリット、デメリットがわかる
  5. あなたにとってどちらの証券口座がお得かわかる

それでは、あなたにとってどちらの口座がお得なのか一緒に考えていきたいと思います。

お金持ちになるために証券口座は必須アイテムです。

最後まで読んでいただいた時に、開設する証券口座の選択の手助けができていればうれしいです(^^)v

1.楽天証券とSBI証券 おススメとその理由

くまのかずくんのおススメとその理由

私のおススメの証券口座はもちろん「楽天証券」です(^_^)v

その理由は、

  1. 楽天ポイントが貯まる
  2. 楽天市場での買い物時に「SPU」を使うことで、お得にポイントを得ることができる
  3. 楽天経済圏を活用することで日常生活の支出を減らすことができる
  4. 楽天ポイントで投資ができる

こんな感じです。

2.楽天証券とSBI証券の主な特徴の比較

それでは楽天証券とSBI証券の主な特徴の比較です。

あくまで初心者が証券口座を開設する際の判断材料にできるような情報に厳選して比較したいと思います(情報は2021年12月現在のものです)

1)楽天証券

楽天証券は楽天市場や普段の買い物で使っているお店にも普及の進んでいる楽天ポイントを使った投資が可能です。

クレジットカード積立(クレカ積立)をすることで毎月最大500ポイントもらえます(クレカ積立の上限は毎月5万円)※制度改正に伴いインデックス投資ではほとんどポイントはつかなくなりました。

そして、楽天証券でポイント投資を毎月500ポイントするとSPU+1倍

  • 楽天会員(1倍)
  • 楽天カード(+2倍)
  • 楽天銀行-楽天カード(+1倍)
  • 楽天証券(+1倍)

でSPUは合計6倍になります(制度改正に伴いインデックス投資ではSPU+0.5倍で合計5.5倍

それから、ぜひともおススメなサービスがマネーブリッジと呼ばれる楽天証券と楽天銀行の口座連動サービスです。

口座連動サービスもすごく便利なのですが、それ以上にこのマネーブリッジを使うと普通預金の金利が0.1%です(^^)/

お金を預金するだけで利息が一般的な金利の100倍です。

ただし、サービスの見直しがあり預金金額に上限が設けられました。

300万円までとなっていますが、夫婦で口座を作れば全く問題のない範囲でサービスが利用できると思います。

楽天証券ホームページ

2)SBI証券

次にSBI証券は信託報酬が格安のSBI・Vシリーズを取り扱っています。

楽天VTIもSBI証券から購入可能です(このブログを書いていて知りました(^^;))

楽天証券同様、三井住友カードでクレカ積立ができますが、得られるVポイントは毎月最大250ポイントと楽天証券と比べると半分ですね。

しかし、三井住友ゴールドカードであれば1%のポイントがもらえます。

2022年4月より楽天証券で得られる楽天ポイントは改悪されています。クレカ積立はSBIの方がお得ですが、楽天市場との併用を考えるとまだ楽天証券がおススメできます。しかし、これから証券会社を開設されるならSBI証券をおススメします(2022年4月現在)

楽天証券と違い、SPUのようなサービスもないのでポイ活をするとなると物足りないかもしれません。

また、VポイントはVポイントとして1ポイント1円で使用するか、楽天ポイントなどに1ポイントを0.8ポイントでポイント変更するか、景品と交換するかなど楽天ポイントに比べると少し使い勝手も悪いかもしれません。

しかし、2022年5月からVポイントでポイント投資が始まります

これはお得な情報と改善点ですね(^^)/

もう一つ、SBI証券の強みはSBI・Vシリーズの取り扱いと住信SBIネット銀行のサービスだと思います。

まず、SBI・Vシリーズの投資信託報酬(手数料)を楽天VTIやeMAXIS Slimシリーズと比較してみましょう。

インデックスファンドの信託報酬の比較

特に、同じVTIに投資している

  • SBI・V・全米株式インデックスファンド
  • 楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)

では手数料に0.07%の差があります。

同じところに投資をしているのにこの差は大きいですよね。

その他もSBI・Vシリーズは軒並み手数料が安く設定されておりコストに関しては安心して投資できるかと思います。

次に住信SBIネット銀行のサービスですが、このネット銀行の強みは、

  • スマートプログラム(スマプロ)のランクに応じてATM&振込手数料が一定回数無料(ランクアップは難しいですが、通常使用でATM利用・他行あての振り込み手数料がそれぞれ5回/月無料)
  • 定額自動入金サービスで自分の持っている銀行口座から住信SBIネット銀行へ手数料無料で毎月お金を入金できる
  • 米国株を買う時の為替手数料が安い(楽天銀行25銭、住信SBIネット銀行は外貨預金を使えば4銭)

普通預金の金利などは、住信SBIネット銀行は0.01%と楽天銀行と比べると10分の1ですが、回数に制限はありますが手数料の負担が少ないこと、為替取引の手数料が安いということです。

SBI証券ホームページ

参考記事
使えば絶対お得!ネット銀行を活用するコツ

続きを見る

3.楽天証券とSBI証券の主なメリットとデメリット

1)楽天証券とSBI証券それぞれの主なメリットとデメリット

では楽天証券とSBI証券のそれぞれの主なメリットとデメリットを比較したいと思います。

楽天証券とSBI証券のメリットとデメリット

楽天は2022年4月から楽天銀行・楽天証券に関する大幅な改悪が行われます。

この改悪情報に応じてSBI証券は対応が早かったですね。

出展:SBI証券

楽天は楽天ポイントをたくさん付与することで顧客満足を高めていましたが、その楽天ポイントの負担が大きく楽天銀行の金利も含めて改悪に踏み切ったようです。

これに応じてSBI証券は投信引っ越し手数料の全額負担を打ち出す…ここまでの状況であれば楽天経済圏を利用していない人はSBI証券の方がメリットは大きいようです。

私は今すぐに行動するのではなく、楽天の今後の動きを見てどうするか決めたいと思います。

またその時はブログでご報告いたします(^^)/

2)楽天証券とSBI証券を両方持った時の主なメリットとデメリット

次に両方の証券口座を持った時のメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

メリット

  1. 楽天ポイントが使いやすい、SPUで貯まりやすい
  2. 楽天銀行とのマネーブリッジで普通預金の金利が0.1%
  3. SBI・Vシリーズが購入できる
  4. 住信SBIネット銀行でスマプロによりATM利用・他行あての振り込み手数料がそれぞれ5回/月無料
  5. 住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスで手数料無料で毎月お金を入金できる
  6. 住信SBIネット銀行の外貨預金で米国株を買う時に為替手数料を安くできる

 つまり、

  • 現金はメインで楽天銀行に預金して普通預金金利0.1%で運用。
  • 投資信託をクレカ積立で運用しSPUでポイント倍率アップ。
  • 住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスで楽天銀行→住信SBIネット銀行で必要なお金を移して「SBI・Vシリーズ」の購入。
  • 米国株も住信SBIネット銀行の外貨預金で為替手数料を安くできる     

 というものです。しかし、いいことばかりではありません。デメリットはこちらです。

デメリット

  1. 証券口座が2つなので手続きが2倍(ネット上の手続きなのでそれほど手間ではありません)
  2. クレジットカードをが増える(楽天カード、三井住友カード)
  3. 楽天証券、楽天銀行、SBI証券、住信SBIネット銀行、その他のアプリなどアプリ管理が多くなる =Passwordが増える(これはPasswordアプリを使えば簡単に解決)
  4. NISA、つみたてNISA、iDeCoはどちらかの証券口座でしか作れない

デメリットとして挙げた項目も、初期設定をしてしまえば、インデックスファンドのクレカ積立の場合、口座残高のみ気にしていればよいのでデメリットと呼ぶ内容ではないかもしれません。

私はつみたてNISA、iDeCoの両方とも楽天証券で開設していますが、改悪が進むようであればSBI証券に変更するかもしれません。

しかし、楽天ポイントや楽天銀行の金利はまだまだ私にとってはメリットなので今後の動向を伺っているところです(^^)v

参考記事
これで解決!楽天証券の改悪に対する3つの選択

続きを見る

4.まとめ

楽天証券とSBI証券のそれぞれの比較とそのメリット・デメリット、両方持った時のメリット・デメリットについてお話してきました。

それぞれ証券口座の特徴があり強みがあります。

どちらか一方と決めてしまうよりも両方の良いとこ取りが一番良いのかもしれません。

資産形成には分散することでリスク低減につながりますが、証券口座を2つ持って両方で投資をすることも分散であり、リスク軽減につながります。

ここでいうリスクとは証券口座のシステムエラーなどで投資ができないことですね。

投資した株式については証券会社が倒産してもきちんと守られるので大丈夫です(^^)

最悪の場合は投資金額1000万円までしか返金されませんが…倒産のリスクを下げるためにも大手証券会社を選びたいものですね。

ブログを書きながら楽天証券とSBI証券を両方開設して良かったと再認識できました。

証券口座の開設には時間がかかりますので、開設時にはゆとりをもって開設の手続きをしたいものですね。

それでは、あなたの証券口座を選ぶ際の手助けになれば幸いです。

「あと一歩だけ、前に進もう。」

最後までお読みいただきありがとうございましたーm(_ _)m

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