こんにちは(^^)/くまのかずくんです。
私は2021年10月からインデックス投資をしていますが、皆さんはいかがですか?
金融庁からNISA口座の利用状況速報値が出ています。
2021年12月末時点で、
- NISA(一般+つみたて)…1766万5509口座
- 一般NISA …1248万4106口座
- つみたてNISA …518万1403口座
- ジュニアNISA …72万0795口座
と集計データーが開示されていました。
投資を始めるために証券口座を開設するのは簡単です。
しかし、投資を継続することが難しいんです。
このブログを読んでいただくと次のようなメリットがあります。
メリット
- 未来は誰も予測できないことが再認識できる。
- 投資を続けていくための心構えがわかる。
- 予測できない未来と向き合いながら投資を続けていくコツがわかる。
現在の日本の経済情勢は、
- 円安が進んでいる
- 物価のインフレが進んでいる
- コロナ感染症の収束が見えない
というように、この先どんな風になるのか全く予測できません。
未来のことは予測できませんが、そのために今できる準備をしなければいけません。
日々の生活を守りながら、未来の生活も守る方法を一緒に考えてみませんか?
それでは最後までお付き合いよろしくお願いします。
1.未来のことは誰も予測できない
天気を例にしてみましょう。
気象衛星がこれだけ発達しているにもかかわらず、天気も予報として情報発信されますが外れることがあります。
ゲリラ豪雨などは全くもって予測できず、大きな被害が出ることがあります。
天気の急変は気象庁のおかげで、システムが整備され警報などが早く発表されています。
それでも、予測を超える雨が降り土砂災害など大きな被害が出ることがあります。
経済の動向も多くの有識者が予測し景気判断や株価予測などをしてくれていますが急激な変化には対応できていません。
ゲリラ豪雨などは、まさに経済の暴落と同じでしょうか?
過去の情報から、何年か毎に株価暴落が起こりそうなどの予測はできますが、
- 2001年同時多発テロ
- 2008年リーマン・ショック
- 2011年東日本大震災
- 2020年コロナショック
これらの経済的危機を予測できた人はいないと思います。
過去の歴史から大まかな予測はできても、これからの未来は予測できません。
未来のことが予測できる株を売買している人がもし居たとしたら、詐欺師か不正に株価市場を操作している人だと思ってよいと思います。
2.投資を続けていくための心構え
何度もお話ししていますが、私のおすすめの投資手法は、つみたてNISAでインデックス投資です。
そのインデックス投資を続けていくためにはいくつかの心構えがあります。
心構え
- インデックス投資はすぐに儲けることのできない投資手法と理解する。
- 固定費など支出を見直し、日々の生活の余剰資金で投資する。
- 生活防衛費などを確保し株価の暴落相場に直面しても困らない状況を作る。
- しっかり働いてインデックス投資の種銭を稼ぐ。
では、順番に見ていきましょう。
1)インデックス投資はすぐに儲けることのできない投資手法と理解する
最も大切なことかもしれませんが、インデックス投資はすぐに儲けの出る投資手法ではありません。
長い時間をかけてコツコツ積み立てることで複利の恩恵を受け、大きな資産を作ることができます。
短期間で儲けを得ようとすると、リスクの大きい投資をしないと大きなリターンは得られません。
これは投資ではなく投機(利益を狙う取引)と呼ぶべきでしょう。
自分の生活の中で最適なリスク(投資できる金額)を判断し、時間を味方につけてドルコスト平均法でコツコツ積立ましょう。
2)固定費など支出を見直し、日々の生活の余剰資金で投資する
投資を始めるにあたってまずしないといけないことがあります。
自分の生活の中の支出の見直しです。
特に、固定費は一度見直しをすると大きな支出削減の効果があります。
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見直すと効果が大きい固定費3選
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日々の生活費を削って投資をするのではなく、固定費など無駄な支出を見直し、余剰資金で投資をすることが大切です。
投資には元本割れなどのリスクがあります。
投資にすべて頼るのではなく、日々の生活をきちんと守りつつ適切なリスクを取った投資ができると良いですね。
3)生活防衛費などを確保し株価の暴落相場に直面しても困らない状況を作る
投資には元本割れなどのリスクがあります。
そして、過去の歴史から何年か毎に大きな株価の暴落が起こっています。
これから先起こるかもしれませんし、起きないかもしれません。
株価の暴落の程度によっては、持っている資産が半分、もしくはそれ以下になる可能性もあります。
インデックス投資の大原則には「暴落相場では売らない」というのルールがあります。
もし、株価が暴落しても日々の生活に困らないように生活防衛資金を準備しましょう。
過去の暴落相場からの回復期間をGoogleで調べると2~6年(平均5年)となっています。
暴落相場に直面した時に困らないように、
- 生活防衛資金を準備する
- 暴落相場の時はあきらめて働く
という対応ができると良いですね。
しかし、すぐに働くことができなくても困らないように、毎月の最低限度の生活費×3か月分程度の生活防衛資金を準備をしましょう。
最低限度の生活費とは、「これだけあればとりあえず生きていくことができる」金額です。
私は3~4か月程度準備しています。
3か月程度の生活費があればアルバイトをしたり倹約したりと生活をやりくりする準備はできると思います。
4)しっかり働いてインデックス投資の種銭を稼ぐ
最後に、インデックス投資をするにも種銭がないと投資はできませんね。
しっかり、本業でお金を稼いで、固定費を見直して支出を削減し、余剰資金でコツコツ投資をしていきましょう。
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3.予測できない未来と向き合いながら投資を続けていくコツ
コツコツ積立投資を始めてから、最低毎月1冊は本を読むようにしています。
2021年10月から今月までに18冊読んでいます。
今読んでいる「サイコロジー・オブ・マネー」の中におもしろい言葉がありました。
「誤りの余地を残しておく」
誤りの余地を残しておくこととは、不確実性、無作為性、偶然性などの「未知数」の存在を認めることだ。不確かなものに対処する唯一の方法は、「こうなるだろう」と考えた出来事の範囲と、実際に起こり得る出来事の範囲のあいだに余地を設けて、失敗してもまた挑戦できる余力を残しておくことなのである。
Psychology of Money サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセットより
万が一、株価が暴落しても日々の生活に影響が出ない「余地を残しておく」、無理のない余剰資金で投資をすることが一番の「コツ」だと思います。
余剰資金をたくさん作るのであれば、倹約、本業でしっかり働く→種銭を増やして投資。これの繰り返しですね。
また、この本の中では、投資の中で「誤りの余地」をつくるべき2つの場面として
- 「ボラティリティ(価格変動リスク)」
- 「老後資金のための投資」
が挙げられています。
- 株価が3割下がった時、半額になった時、売らずに投資を続けられる余地
- 老後資金の想定利回りを低めに設定した資産運用
これらの余地をしっかり作って投資を続けたいものですね。
私も、資産運用の想定利回りを5%で考えていましたが、「サイコロジー・オブ・マネー」を見習い3割減の3.5%程度で考えていきたいと思います。
4.まとめ
このブログを書きながら、改めて投資を続けていくことの難しさ、心構えなどを考える機会を持てました。
未来のことは予測できませんが、誤りの余地を残して投資ができるといいですね。
何のために投資をしているのか、そのために必要な資金はいくらかなど、投資の目的も、もう一度考えてみようと思います。
「あと一歩だけ、前へ進もう」
最後までお読みいただきありがとうございましたーm(_ _)m