家計に関すること

お金の管理ができないことのリスクについて考えてみた

2022年11月21日

お金の管理ができないことのリスクについて考えてみた
サンディ

お金の管理って絶対しないといけないかなぁ・・・働いているから生活は何とかなってるんだよね。無駄遣いしているつもりもないし・・・

お金の管理ができていないのに無駄遣いをしているかは判断できないよね(^^;) なぜ、お金の管理ができないのか一緒に考えてみない?

かずくん

お金の管理ができない人がいたらどんな印象を受けますか?

どんなに優秀でもお金の管理ができない人と好んで付き合いたいと考える人は少ないのではないでしょうか?

また、「お金の管理ができない人」というと、

  • ダメな人
  • だらしがない
  • 浪費家

日本ではこんなイメージを持ってしまいます。

お金の管理ができないと言っても、その人なりに理由があると考えられます。

しかし、人生100年時代と言われている今の社会で、

  • 働いても給料が上がらない
  • 終身雇用の時代は終わりを迎えそう
  • 退職金も減る
  • インフレのリスク
  • 年金受給額が減る、または受給開始時期が下がる可能性

このようなリスクがある中で「お金の管理ができない」となると将来の生活が成り立たなくなる可能性が高いですね。

もっとも、莫大な収入がありいくら使ってもお金に困らないというかたは別ですが、そのような生活ができる人は極めて少数です。

そこで今回の記事では、お金の管理ができないことのリスクについて解説しました。

お金の管理ができないことのリスク

  • ずっと働かないといけない
  • お金に関するトラブルを回避できない

お金の管理ができないことが将来的にどんなリスクにつながるのかを考えてもらうと、お金の管理について考え直すことができるでしょう。

お金の管理をするためには家計簿をつけることが一般的ですが、お金の管理ができるのであれば家計簿は必須ではありません。

最低限のお金の管理はできるようになって将来のリスクを軽減しましょう。

かずくん

ぜひ最後まで読んでくださいね(^^)/

1.お金の管理ができない理由

家計簿をつけない理由は、

  • 家計簿をつける時間がない
  • 家計簿をつけるのがめんどくさい
  • 家計簿をつける目的が分からない
  • 家計簿をつけなくても節約している
  • 通帳でお金の動きを把握している

などがあり、思い当たるかたもいるでしょう。

しかし、お金の管理ができない理由はどうでしょうか?

お金の管理ができない理由を5つ考えてみました。

お金の管理ができない5つの理由

  • お金に困っていない
  • 収入と支出を把握していない
  • 一人暮らしで生活が自由
  • お金の管理のやり方を知らない
  • 自分に合ったお金の管理方法が見つけられていない
かずくん

順番に解説するね(^^)/

理由①お金に困っていない

そもそも、お金に困らない生活をしている人はお金の管理をする必要がないかもしれません。

毎月の収入が支出よりも大きく上回っている人が当てはまるでしょう。

しかし、考えてみてください。

お金をたくさん稼いでいる人は、お金のこともしっかり学んでいるからお金が集まります。

ここで言う「毎月の収入が支出よりも大きく上回っている人」とは、自分で稼いでいなくてもお金がある人ですね。

かずくん

収入と支出の管理ができていない人はお金が逃げていくばかりで、お金持ちからは遠のくことになるんだよ。

理由②収入と支出を把握していない

理由①とかぶる内容ですが、収入と支出を把握していない人はお金の管理ができていません。

収入よりも支出が大きいと毎月赤字になります。

今は簡単にクレジットカード決済で支払いを先送りできますが、すべて借金です。

毎月使えるお金を知らずに使っていると、気が付いた時には大きな借金になっている可能性があります。

かずくん

借金をリボ払いとかにすると利息が高いから、余計に自分の生活が苦しくなるよ。

理由③一人暮らしで生活が自由

理由の3つ目は、一人暮らしで生活が自由な人はお金の管理の必要性を感じないでしょう。

  • 給料が入ったら、贅沢してお金を使う
  • 給料日前になるとお金が無くなり急に質素または極貧生活になる

あなたの周りにこんな生活をしている人に心当たりがないですか?

極貧生活で給料が入るまでやり過ごすのであれば、まだ良いです。

しかし、クレカ決済などで支払いを先送りにすると理由②と同じで生活がどんどん苦しくなります。

かずくん

収入の範囲内で生活ができないなら、しっかり稼ぐか支出を減らすしか方法がないね(^^;)

理由④お金の管理のやり方を知らない

理由の4つ目は、お金の管理のやり方を知らない人です。

お金の管理のやり方が分からなければ管理はできません。

日本人は納税義務の教育されたけれど、金融リテラシーを高める教育がなかったことも原因の1つでしょう。

2022年4月から高校の家庭科で資産形成の授業が始まりました。

高校から金融リテラシーを向上させることができれば、社会人になった時にお金の管理のやり方が分からない人はいない可能性があります。

かずくん

今からでも全然遅くないから、金融リテラシーを高める学びが必要だね(^^)/

理由⑤自分に合ったお金の管理方法が見つけられていない

理由の5つ目は、自分に合ったお金の管理方法が見つけられていない人です。

お金の管理をしようといろいろ試したけれど、自分に合った方法が見つからずに過ごしている人もいることでしょう。

お金の管理をするためには家計簿をつけることが一般的です。

しかし、口座の残高でお金の動きを把握できる人には家計簿は不要かもしれません。

口座の残高でお金の動きを把握する人でも、資産運用をしている場合は「お金のコンパス」など無料で自動で管理できる家計簿を使うのもアリでしょう。

かずくん

自分に合ったお金の管理方法が見つかるまで、いろんな人のマネをしながら自分流にカスタマイズしていくしかないかな。きっとそれが成功の秘訣だよ(^^)/

2.お金の管理ができないことのリスク

お金の管理ができないということは「金融リテラシーが低い」ことが根本にあると考えられます。

金融リテラシーが低いと次のような2つのリスクがあります。

2つのリスク

  • リスク①ずっと働かないといけない
  • リスク②お金に関するトラブルを回避できない
かずくん

この2つのリスクについて順番に解説するね(^^)/

リスク①ずっと働かないといけない

リスクの1つ目は、「ずっと働かないといけない」ということです。

  • 稼いだ分だけ使ってしまう
  • 足りない支出をカード決済やリボ払いにする

これでは貯金もできませんし、特にリボ払いは利息が高いため使った金額以上にお金を支払う必要があります。

今の社会情勢的には、

  • 働いても給料が上がらない
  • 終身雇用の時代は終わりを迎えそう
  • 退職金も減る
  • インフレのリスク
  • 年金受給額が減る、または受給開始時期が下がる可能性

このような傾向にあります。

これでは、定年退職しても退職金や年金受給額だけでは生活が維持できずに、ずっと働かないといけなくなるリスクがあります。

お金に関する知恵や能力(金融リテラシー)があれば、未来の生活のことを考えてお金の管理ができたかもしれません。

金融リテラシーを高めてお金の管理祖することで「ずっと働かないといけないリスク」は回避できる可能性が高くなります。

かずくん

今からでもお金の管理を始めるかどうかで、未来の生活を変えることができるよ(^^)/

リスク②お金に関するトラブルを回避できない

次に、リスクの2つ目は、「お金に関するトラブルを回避できない」です。

お金に関するトラブル何て私には関係ないと考えている人は要注意です。

金融リテラシーが低い人は、お金を搾取されてしまいます。

お金に関するトラブルは数が多すぎてキリがないので、身近に起こるトラブルをピックアップして3つ挙げます。

お金に関するトラブル3選

  • 高額なスマホの利用料金
  • ぼったくりの保険商品に加入
  • 賃貸の退去時に退去費用をぼったくられる

心当たりがあるかたいらっしゃいませんか?

原因は、

  • 相場を知らない
  • 言われたままの料金プランに加入する
  • 契約している内容が分からない

つまり、お金に関する知恵や能力(金融リテラシー)があれば回避できる内容ということです。

かずくん

僕も最初は搾取されていたけど、お金の勉強をすることで自分のお金を守る力がついたよ(^^)/

3.お金の管理ができないことのリスクを回避する方法

お金の管理ができないことのリスクを回避する方法は、

  • お金を管理する
  • お金の勉強をする

これしかありません。

そこで、3つの方法を解説します。

リスクを回避する3つの方法

  • 方法①家計簿をつける
  • 方法②袋分け家計をする
  • 方法③金融リテラシーを高める
かずくん

単純だけど、他に方法がないんだ。順番に解説するね(^^)/

方法①家計簿をつける

1つ目の方法は、家計簿をつけるです。

家計を管理するためには家計簿をつけることが一番簡単な方法です。

しかし、家計簿をつけるだけではもったいないんです。

家計簿をつけてお金の動きを把握することで良い家計簿になります。

私は家計簿をつけて22年目になりますが、今までは普通の家計簿でした。

それが、マネーフォワードMEで家計簿をつけるようになりお金の貯まる家計簿にすることができました。

最近の家計簿アプリは、口座連携ができるため自動化できる部分がたくさんあります。

決して難しい設定もありませんし、そもそも時間もかかりません。

まず、「やってみる」「行動する」これができるかどうかです。

かずくん

とにかく行動してみよう。それが今を変える大きな一歩になるよ(^^)/

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方法②袋分けで家計を管理する

家計簿をつけなくても家計を管理する方法があります。

それは、袋分けで家計を管理するです。

これに「お金のコンパス」を併用すると自分で家計簿をつけていないのにお金の管理ができます。

お金のコンパス

  • メリット
    • 無料で使える
    • 連携できる口座数などが無制限
    • キャッシュレス決済で自動的に家計簿が作成される
    • マネーフォワードと共同開発でセキュリティ対策は万全
  • デメリット
    • 手入力できない
    • 支出の項目など自分で設定できない
    • 連携できないキャッシュレス決済がある

お金のコンパスは手入力のできない家計簿です。

そのデメリットを「袋分け」で解決します。

私も袋分けを併用して支出の管理をしています。

細かく袋分けをするとお金を支払う時に分からなくなるので、大きく2つに分けます。

  • 袋分けの例
    • 1週間の生活費:2万円×4週または5週で1か月分
    • 予備費:2~3万円

1週間の生活費で食費や日用品などを賄い、生活します。

1週間で余ったお金は、翌週に回さず予備費に移します。

予備費は突発的な支払いがあった場合に使うお金です。

この方法で生活すると、ATMでお金を下ろすのは月に1回で済みます。

銀行の引き落としなどで支払う支出などのお金の動きは「お金のコンパス」で自動で入力されるため基本的に家計簿は見るだけです。

かずくん

この方法だと、家計簿をつける時間が必要ないので自動で家計管理ができるよ(^^)/

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方法③金融リテラシーを高める

3つ目の方法は、「金融リテラシーを高める」です。

日本人は金融リテラシーが低いとされています。

これは金融リテラシー調査(2022年)からも明らかです。

金融リテラシー調査結果では2016年から正答率がほとんど横ばいで変わっていません。

かずくん

2022年からは高校の家庭科で資産形成の授業が開始されているため今後の正答率の底上げに期待したいですね(^^)/

4.まとめ:お金の管理ができるようになってお金のリスク管理をしよう!

今回は以下のことについて解説しました。

お金の管理ができないことのリスク

  • ずっと働かないといけない
  • お金に関するトラブルを回避できない

また、お金の管理ができない理由は次の5つが考えられました。

お金の管理ができない5つの理由

  • お金に困っていない
  • 収入と支出を把握していない
  • 一人暮らしで生活が自由
  • お金の管理のやり方を知らない
  • 自分に合ったお金の管理方法が見つけられていない

お金の管理ができないと次のようなリスクがあります。

2つのリスク

  • リスク①ずっと働かないといけない
  • リスク②お金に関するトラブルを回避できない

これらのリスクを回避するためには、

  • 方法①家計簿をつける
  • 方法②袋分け家計をする
  • 方法③金融リテラシーを高める

今のところ、これ以外に方法は見つかりません。

お金の勉強は難しいようですが基本的なところを抑えることができれば問題ありません。

漫画でお金のことを学べる「漫画版 バビロン大富豪の教え」はおススメできる書籍です。

お金の管理をするとともに、金融リテラシーも向上させて一生懸命働いて稼いだお金を大切に使っていきましょう。

「あと一歩だけ 前に進もう。」

最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m

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【お金の勉強】初心者は「バビロン大富豪の教え」から学べ!

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