
インデックス投資を始めて11か月目になりました(^^)/
毎月コツコツ積立ができてるんだね。すばらしいー(^^)/

「つみたてNISAでインデックス投資」が長期・分散投資の最適な手法です。
インデックス投資先を選ぶ方法としては、
- 開設している証券口座で買い付けランキングが1位
- Twitterでツイートが多かった
- 友人、知人に勧められた
- みんなが選んでる
- 分からないから一番人気のあるものを選んだ
といった感じで決めているのでしょうか?
インデックス投資先の銘柄は、各証券口座によって取扱数が異なります。
楽天証券とSBI証券のインデックス投資の取り扱い銘柄数を調べてみました。
えっ!380とか460も銘柄数ってあるの!?

この中から、自分に合った銘柄を探すって結構大変ですよね(^^;)
私はいろいろ迷いましたが、「楽天VTI」を選択しています。
今回の記事では以下の4つについて解説しています。
今回の記事で分かること
- インデックス投資の目的が分かる
- インデックス投資の銘柄を選ぶコツが分かる
- 自分に合った投資先を見つけることができる
- 私が楽天VTIを選ぶ理由が分かる
大切なお金を投資に回すので、投資先の選択も重要です。
自分に合った投資先を見つけて一緒に資産を増やしていきましょう(^^)/

ぜひ最後まで読んでくださいね(^^)/
1.インデックス投資の目的
1)インデックス投資を選ぶワケ
インデックス投資を選ぶワケは、「手間がかからない」、これが一番の理由です(^^)/
初期の設定で、
- 証券口座の開設
- つみたてNISAの開設
- インデックス投資の銘柄選定
- 積立設定
これらには少し手間がかかります。
しかし、これらを済ませれば、あとはほったらかしです(^^)v
- 毎日、新聞で経済の動向を確認
- 毎日、株など値動きを確認
- 株などの値段が下がったら買い付ける、逆に上がったら売る
これらのことはインデックス投資で全く必要ありません。
社会人として経済の動向を新聞などでチェックするのは教養としては必要かもしれません。
インデックス投資を選ぶワケは、この「ほったらかしで手間がかからない」、これが一番の理由です。
それ以外にも、
- 世界標準のスタンダードな投資手法である
- インデックス投資をしながらお金のことが学べる
などのメリットもあります。
しかし、インデックス投資も投資ですからリスクもあります。
リスクをきちんと知った上でインデックス投資を始めたいですね。
2)インデックス投資のメリットとデメリット
インデックス投資のメリットは、
- 少額(100円)から投資ができる
- 分散投資ができる
- 運用する証券会社が破綻しても資金は守られる
があります。
少額から分散投資ができるので、生活に無理のない投資ができますね。
デメリットは、
- 持っているだけで手数料がかかる
- すぐに大儲けすることはできない
があります。
一発逆転ホームランや宝くじの大当たりはインデックス投資では狙えません(^^;)
また、持っているだけで手数料(コスト)が掛かるので注意が必要です。
-
-
インデックス投資で【コスト】を考えた資産運用のテクニック
続きを見る
3)インデックス投資の目的
インデックス投資の目的は「手間をかけずに少額から分散投資をする」です。
手間がかからず、好きな金額から始めることができて分散がきく。
そして、積立設定をしておけば毎月コツコツ積み立てて資産が増えていく。
一発逆転は狙えませんが、時間をかけることでほぼ確実に資産を作ることができます。
「ほぼ確実に」としたワケは、リスクがあるからです。
何度もお伝えしていますが、
- 為替のリスク
- 暴落相場のリスク
これらを頭の片隅に入れておく必要はあります。
「No pain,no gain(痛みなくして得るものなし、または、苦労なくして利益なし)」
この言葉は、私も肝に銘じています(^^)v
2.インデックス投資の銘柄を選ぶコツ
インデックス投資の銘柄はたくさんあります。
その中から自分に合うものを見つけるのは初心者にとっては至難の業です。
そこで、銘柄を選ぶコツをお伝えしたいと思います。
ちなみに、私も楽天VTIに決めるまで右往左往しました(笑)

こんな感じです(^^;)
いろいろな情報に振り回されて、銘柄をころころ変えました。
勉強不足と銘柄の投資先をきちんと知らなかったことが一番の原因です。
1)コストを知る
インデックス投資は持っているだけで手数料が発生します。
これは運用管理費用(信託報酬)といい、インデックス投資を管理・運用する会社に支払うものです。
インデックス投資の運用管理費用は0.09~0.2%程度です。
主なインデックス投資の運用管理費用(以下投資信託報酬)一覧です。
投資信託報酬は1%未満なので安く感じると思います。
しかし、コストにも複利が効きます。
次はコストの比較です。
毎月3万円を20年間積み立てた時のコストを比較します。
元本3万円×12か月×20年=720万円、資産運用の利回りは年利5%で計算します。
SBI・V・S&P500
- コスト0.094%/年
- 資産合計:1210万1594円
- かかるコスト12万5504円
eMAXIS Slim米国株式
- コスト0.097%/年
- 資産合計:1209万6240円
- かかるコスト13万858円
SBI・V・全世界株式
- コスト0.110%/年
- 資産合計:1207万8838円
- かかるコスト14万8250円
eMAXIS Slim全世界株
- コスト0.114%
- 資産合計:1207万3479円
- かかるコスト15万3619円
楽天VTI
- コスト0.162%
- 資産合計:1200万9459円
- かかるコスト21万7639円
SBI・V・S&P500と楽天VTIのコスト差はわずか0.07%程度ですが、20年間積み立てると、約9万円の差額になります。
年間4500円程度ですが、ちりも積もれば結構な金額になります。
私はこのコストの差額を知った上で「楽天VTI」に投資しています。
知っていて投資をすると知らないまま投資をするでは意味は大きく違ってきます。
自分の投資をする銘柄のコストを知った上で資産運用できるといいですね(^^)v
2)選んだ銘柄の投資先を知る
インデックス投資の銘柄は、いろいろな企業や国の詰め合わせで作られています。
例えば、楽天VTIは「米国の大企業から中小企業まで4000社近くを丸ごと」セットされています。
この組み合わせ方が、「自分がどこに投資するのか(どれだけリスクを許容できるか)」に関わってくると思います。
自分が投資をしている銘柄が
- どこに投資をしているのか
- どんな分散(比率)で投資しているのか
これらは最低限、確認する必要があると思います。
これらは、「目論見書」を確認すると分かります(^^)v
3.自分に合った投資先を決める方法
では、どうやって自分に合った投資先を決めるのでしょう?
実はこれは自分にしか分かりません。
それは、次のような理由です。
- 投資の目的が人それぞれ違う
- 投資に回せる金額が人それぞれ違う
- 投資のリスクをどこまで許容できるか
- 生活防衛資金があるか
- 生活の状況:独身、夫婦のみ、子どもがいるなど
以上のように、人それぞれ生活状況が異なり、生活に必要なお金も違います。
投資の目的も
- 子どもの大学進学用資金
- セミFIREするため
- 老後の資金確保
というように、人それぞれです。
人それぞれなら決められないじゃんと言ってしまうとそこまでなので、私が投資先を決めた方法をお伝えします。
その方法は、「投資の目的とリスク許容度」を考えるです。
1)投資の目的地を考える
まず、自分が何のために投資をするのか目的地(ゴール)を決めましょう。
- 老後のため
- 教育資金確保
- セミFIRE
私は「セミFIRE」を目的としています。
次に投資を始める年齢から目的地とする年齢までの時間を計算します。
時間が計算できれば、毎月の生活費を計算します。
もしくは教育資金の場合、必要な資金の計算をします。
必要な資金と資産運用できる時間が分かれば、次にリスク許容度を考えます。
2)リスク許容度を考える
リスク許容度は、次のように考えました。
資産運用がうまくいかなかった場合、リカバリーできるか?
まさにこれに尽きますね。
私のリスクに対する考えをまとめてみました。

教育資金の場合、資産がうまくできないと教育ローンなど代替案はありますが、借金が増えることになります。
できるだけ借金をせずに教育費が準備できればそれが一番ですね。
このリスクの許容できる大きさによって投資先を選ぶ必要があります。
- リスク許容度:小→全世界株式などリスク分散の効いた投資先
- リスク許容度:中→全世界株式~米国株式など
- リスク許容度:大→米国株式など集中投資
投資の目的とリスク許容度を把握することはとても大切ですね(^^)
投資先の目安がたてば、投資できる時間と必要な資金を使ってシミュレーションし毎月の積立金額を考えましょう。
4.私が楽天VTIを選んだワケ
投資の目的地とリスク許容度を考えた場合、投資できる銘柄は限られてきますね。
- S&P500
- 全世界株式
- 楽天もしくはSBIのVTI
これらを中心に組み立てる形になるかと思います。
そうした中で、私は「楽天VTI」をインデックス投資先に設定しています。
では、楽天VTIを選んだワケを簡単にお伝えしたいと思います。
1)米国株式
私の投資の目的は、「セミFIRE」です。
普段の生活で無理のない範囲で投資をしているため、リスクは大きめに許容しています。
そのため、投資先は米国株式に集中投資を選択しました。
米国株式を選択した理由は、
- 過去のデーターから経済成長が続いている(今後のことはだれも分からない)
- 今後も経済成長が期待できる(人口が増加している、消費大国である)
- 投資に関する法律が整備されている
こういった理由です。
2)分散が効いている
米国株式に集中投資をしていますが、分散も必要なことは分かっています。

再度この表を見てもらって分かるように、右往左往しています(笑)
いろいろ悩んで、S&P500よりも米国全体に分散がきいているVTIを選択しました。
もっとリスクが取れるならばS&P500も選択肢になったかもしれません。
最終的には、VTIを選ぶことで米国に集中投資というリスクを米国全体に分散させてリスクを少し下げた感じですかね(^^;)
5.まとめ
今回は以下の4つについて解説しました。
今回の記事で解説したこと
- インデックス投資の目的が分かる
- インデックス投資の銘柄を選ぶコツが分かる
- 自分に合った投資先を見つけることができる
- 私が楽天VTIを選ぶ理由が分かる
私は楽天VTIに決めるまでいろいろな情報に振り回されてしまいました。
これは投資の目的地(ゴール)やリスク許容度をきちんと考えていなかったことが原因です。
迷いながら投資先を選んでも良いですが、できれば最初にしっかり決めておきたいですね。
これからも一緒に投資について考え一緒に学びながら目的地に向かって投資を続けて行きましょう。
あなたの投資先を選ぶ時の手助けになれば幸いです(^^)/
「あと一歩だけ、前に進もう。」
最後までお読みいただきありがとうございましたーm(_ _)m