
投資をしようと思って証券口座を作ったよ!これから投資を頑張るよ!
やったね!でも、投資をする前にやっておいたほうがいいことが3つあるけど、知ってるかな?

投資で資産形成を成功させるためには、コツコツ時間をかけて積み立てていく必要があります。
特に私がおススメする「つみたてNISAでインデックス投資」は、
- すぐに儲けが出ない
- コツコツ積み立てる必要がある
- 15年以上の積立ができれば損をする可能性は少ない
つまり、その市場にずっと居続けてコツコツ積み立てる必要があります。
そのためには、
- 毎日の生活の中で投資に回すことのできるお金の準備
- インデックス投資のリスクとリターンを知っている
- 投資をする明確な目的
これらをきちんと準備したり知っていないと暴落相場で株式を売却したり、生活が苦しくなって投資が継続できなくなる可能性があります。
そこで今回は以下の内容について解説します。
やっておきたい3つのこと
- 家計を見直す
- インデックス投資のリスクとリターンを知る
- 投資の目的地(ゴール)を決める
難しそうに見えるかもしれませんが、やることはシンプルな内容です。
投資を始める前に実践できれば、「投資を始めても日々の生活は特に変わらずに資産は増えていく」そんな流れが作れます。

ぜひ、最後まで読んでくださいね(^^)/
1.投資を始める前にやっておきたい3つのこと
投資を始める前にやっておきたいことを3つにまとめて解説します。
やっておきたい3つのこと
- 家計を見直す
- 家計簿をつけて家計を把握する
- 固定費を見直して倹約する
- 生活防衛資金の準備
- インデックス投資のリスクとリターンを知る
- 投資をする時のリスク
- 投資をした場合のリターン率
- 投資の目的地(ゴール)を決める
- 何のために投資をするのか
- 必要な金額はいくらか
1)家計を見直す
投資をするためにはもちろんお金(種銭)が必要です。
投資をするために、食費を削って、欲しいものを我慢して・・・そんな節約でお金を投資に回しても継続はできません。
投資をするお金を準備するためにも、
- 家計簿をつけて家計を把握
- 固定費を見直して支出を倹約
- もしもの生活防衛資金を準備

順番に解説します(^^)/
①家計簿をつけて家計を把握する
「毎月あまり使ってないのにお金がなくなる・・・」
こんな感じで毎月の給料日を迎えていませんか?私もそうでした。
家計簿をつけていましたが、「お金をつけるだけの家計簿」になっていたため、家計を把握することができていませんでした。
しかし、パソコンのソフトからスマホのアプリに家計簿を変えてから「お金の貯まる家計簿」になりました。
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必見!マネーフォワードMEでお金の貯まる家計簿を作る方法
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家計簿をつけることで、支出と収入が「見える化」できます。
そして、マネーフォワードMEは家計簿をつける時間も「自動化」と「レシート読み取り機能」で短縮できます。
家計簿をつけることで、
- 毎月の収入はいくらあるのか
- 毎月の支出はいくらあるのか
- 固定費がいくらあるのか
- 変動費がいくらあるのか
- 毎月の収支はどうなっているのか
家計が把握できれば、改善点も見えてきます。

家計の状況を把握することで見直す支出も見えてくるね(^^)/
②固定費を見直して倹約する
家計簿をつけると毎月の支出がどの程度か分かります。
支出には、
- 固定費:家賃や電気代、ローンなど毎月必ず支払う(必要な)費用
- 変動費:食費など毎月変動する費用
があります。
支出の中で「固定費」の割合は大きく、この固定費を見直すことで支出を大きく倹約できます。
私は、
- スマホ代
- 電気代
- 生命保険や医療保険など各種保険料
これらを見直し年間約40万円倹約できました。
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【固定費の見直し】から6か月経過!実績報告
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固定費は一度見直すとその効果はずっと続くから、一度手間をかけて見直すことをおススメするよ(^^)/
③生活防衛資金の準備
生活防衛資金とは、病気で働けなくなったり、会社を辞めて収入がなくなった時などに生活していくための資金のことを言います。
生活防衛資金の目安は、
- 会社員
- 自営業
- 子育て世帯
で必要な資金が違います。
生活防衛資金を計算するためにも、「毎月最低いくらあれば最低限度の生活ができるのか」は家計を把握していないと分かりません。
生活防衛資金の目安
- 会社員:生活費の3か月分程度
- 自営業者:生活費の1年分以上
- 子育て世帯
- 会社員:生活費の6カ月分以上
- 自営業者:生活費の2年分程度
会社員は社会保障が充実しているため、失業保険や傷病手当などがあり生活防衛資金は少なめでも大丈夫と考えます。
- 病気やケガで仕事を休む時:傷病手当金
- 仕事を辞めた時:失業手当
- 雇用保険に加入していた
- もらえる条件がある確認が必要
しかし、自営業の場合は会社員のように社会保障が手厚くないため多めに生活防衛資金を準備する必要があります。
生活防衛資金は多いと安心できるかもしれませんが、多すぎても預金ではお金は増えません。
また、少なすぎると生活に困窮する可能性があります。
家計をきちんと把握し毎月の必要な生活費を考え生活防衛資金を準備しましょう。
私は生活防衛資金は3~4か月分を準備しています。
生活防衛資金が準備できていなければ投資は始めてはいけないのか?となりそうですが、そんなことはありません。
固定費で倹約できたお金を、生活防衛資金のお金と投資の種銭に分配していけばよいと思います(^^)/

リスクを考えて生活防衛資金と投資のバランスを取ることができるといいね(^^)/
2)インデックス投資のリスクとリターンを知る
インデックス投資をする上でリスクとリターンを知っておかないと、
- 為替の変動で想像していた以上に損をしそうになった
- ぼったくりの投資商品を買ってしまい損をした
投資の世界ではサギなど、あなたのお金を狙っている人がたくさんいます。

リスクとリターンをきちんと知って自分の金を守ろうね(^^)/
①投資をする時のリスク
投資をする時に知っておきたい主なリスクは、
- 元本割れのリスク
- 為替リスク
の2つがあります。
元本割れのリスクとは、「株価の暴落などにより投資した金額より資産が減ること」を言います。
株式などの伝統的な資産に投資に投資している場合、株価が暴落しても時間をおけば必ず右肩上がりに回復しています。
暴落時にうろたえずにコツコツと投資が続けられるように元本割れのリスクが許容できる範囲内で投資をしましょう。
為替リスクとは、為替の変動に伴い投資している商品の値段が変動する可能性があります。
現在はドル高円安相場ですが、今後の為替の動向は分かりません。
ドル建ての投資の行っている場合は、この為替の値動きが資産に影響を及ぼします。
しかし、私たちは長期積立投資をしているため、今の値動きに一喜一憂する必要はありません。
為替が変動してもうろたえずに、コツコツ投資をしていきましょう。
この時間も分散させてリスクを分散させる投資の方法を「ドルコスト平均法」と呼びます。

リスクをきちんと知った上で投資をすることが投資を成功させるコツの1つなんだよ(^^)/
②投資をした場合のリターン率
インデックス投資の場合、得られるリターン率はだいたい決まっています。
15年以上積立投資ができた場合のリターン率は「4~6%」と言われています。
リターン率を4%と仮定して、毎月3万円ずつ20年間積立投資をした場合のシミュレーションは、
元本は720万円ですが、複利効果により資産は約980万円を超える計算になります(信託報酬などコストは省く)
このシミュレーションを見てもらうと分かると思いますが、お金は1年で2倍とかそんな勢いでは増えません。

そんな投資商品はサギだから騙されないようにしようね(^^)/
3)投資の目的地(ゴール)を決める
投資をするためには目的地(ゴール)が必要です。
貯金の場合は「貯金することが目的」でもよいですが、投資の場合は目的地をきちんと設定しておかないと道に迷います。
道に迷うと、
- 暴落相場で資産を売却してしまう
- ぼったくり商品やサギまがいの投資に引っかかってしまう
といったようにトラブルに巻き込まれます。
次の2つについてしっかり考えておきましょう。
①何のために投資をするのか
まず投資をする目的ですが、
- 老後の生活資金を準備する
- FIREを目指す
- セミFIREを目指す
などがあると思います。
何のために投資をするのかを決めることで、目標とする資産が変わってきます。
まず、「何のために投資をするのか」についてしっかり考えてみましょう。
時間は有限ですから、目的地が決まることで今後の生活をどのように送るかなど時間の使い方が変わってきます。
②必要な金額はいくらか
目的地が決まったら今度は必要なお金の計算をしましょう。
必要なお金の大きさは、「FIRE>セミFIRE>老後の資金」という位置関係です。
具体的な金額は、毎月の支出金額によって必要な資金が変わってきます。
やはり、家計簿をつけて家計を把握することは投資するために必須ですね。
- 老後の生活資金を準備する
- ①退職してから年金受給までの空白期間の生活資金の準備
- ②予想される年金受給額を計算し年金受給後の資金を計算し準備
- 概算の計算式 必要な資金=退職から年金受給までの生活費+(年間の生活費-年間の年金受給額)×予想している生活年数
- FIREを目指す
- ①FIREする年齢を設定
- ②毎月の必要な生活費を計算
- ③FIRE後の毎月の不労所得(働かなくても得られる収入)を計算
- 概算の計算式 必要な資金=FIRE後の予想している生活年数×(年間の生活費-年間の収入)
- 一般的には年間の生活費×25年分と言われています
- セミFIREを目指す
- ①セミFIREする年齢を設定
- ②毎月の必要な生活費を計算
- ③セミFIRE後の毎月の収入を計算
- 概算の計算式 必要な資金=セミFIRE後の予想している生活年数×(年間の生活費-年間の収入)

概算の計算式も作ってみたので、使ってみてください(^^)/
必要なお金が分かったらシミュレーターで積立金額などが計算できます。
今回は、老後の生活資金として40歳から20年間かけて2千万円を準備すると仮定しましょう。
毎月5万5千円の積立が必要です。
早く始めるか必要な資金が少なくなれば毎月の積立金額は少なくなります。

早く行動するほうが時間を味方につけることができるから有利になるよね(^^)/
2.まとめ:投資を始める前の準備をしっかりして投資を成功させよう
今回は投資を始める前にやっておきたい3つのことについて解説しました。
やっておきたい3つのこと
- 家計を見直す
- インデックス投資のリスクとリターンを知る
- 投資の目的地(ゴール)を決める
「家計を見直す」では、
- 家計簿をつけて家計を把握する
- 固定費を見直して倹約する
- 生活防衛資金の準備
について解説しました。
家計簿をつけることで倹約できたり必要な生活防衛資金が分かるんだね。

また、「インデックス投資のリスクとリターンを知る」では
- 投資をする時のリスク
- 投資をした場合のリターン率
について解説しました。

リスクを知っていると株価が暴落しても慌てなくてすむね。
リターンを知っていればサギとかにも遭わなくてすむね(^^)/

最後に、「投資の目的地(ゴール)を決める」では、
- 何のために投資をするのか
- 必要な金額はいくらか
について解説しました。

目的地が分かっていれば、必要な金額も決まってくるし道に迷わなくてすむね(^^)/
投資を始めようと行動を起こしたあなたは素晴らしいと思います。
投資をしながらでもよいので、投資をする前にやっておきたいことを再確認して投資を成功させましょう(^^)/
「あと一歩だけ 前に進もう。」
最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m