全世界株式に投資しようと検索したらいろいろあるんだよ。損をしたくないんだけど、どれを選んでも大丈夫かな?


全世界株式もいろいろあるからどれを選べばいいか分からないよね。つみたてNISAで選ぶ時に困らないように、楽天証券とSBI証券で投資ができる全世界株式を解説するね(^^)/
つみたてNISAのインデックス投資先で全世界株式インデックスファンドが人気を集めています。
この株式に投資をしていると、「地球を丸ごと投資先に選んでいる」状態なので投資先の調整などの管理が必要ありません。
水瀬ケンイチさんの著書「ほったらかし投資術」の中でもこの「全世界株式インデックスファンド」が紹介されています。
楽天証券とSBI証券で全世界株式に投資できるインデックス投資は次の3つがあります。
- eMAXIS Slim全世界株式(通称オルカン)
- 楽天・全世界株式インデックスファンド(通称楽天VT)
- SBI・V・全世界株式インデックスファンド(通称SBI雪だるま)
3つとも「全世界株式」と名前はついていますがそれぞれ特徴があります。
そこで今回この記事では次の2つについて解説しています。
今回の記事で分かること
- 3つの全世界株式の違いが分かる
- これからつみたてNISAで投資をする時、どの全世界株式のインデックスファンドを選べばよいか分かる
「投資するなら損をしたくない」こんな風に考えるのはあなたも同じですよね。
しかし、投資には元本割れなどのリスクがあります。
リスクを許容して自分のライフスタイルに合った投資先を選択したいですね(^^)/

ぜひ最後まで読んでくださいね(^^)/
1.3つの全世界株式の違いとそれぞれの特徴
楽天証券とSBI証券で取り扱っている全世界株式インデックスファンドには次の3つがあります。
3つの全世界株式
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)
- SBI全世界株式インデックスファンド(SBI雪だるま)
この3つの全世界株式の主な違いは次のようになっています。
オールカントリー | 楽天VT | SBI雪だるま | |
証券会社 | 楽天証券・SBI証券 | 楽天証券・SBI証券 | SBI証券 |
信託報酬 | 0.1144% | 0.202% | 0.1338% |
買付手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
純資産額 | 5766億1600万円 | 1856億6100万円 | 106億2200万円 |
基準価額 | 1万6323円 | 1万5902円 | 1万70円 |
全世界株式のオールカントリー、楽天VT、SBI雪だるまでは、投資対象ファンドが異なっていますが大きな違いとしては考えなくてもよいです(^^)/
その他の違いとして、
- 信託報酬
- 純資産額
- 基準価額
があります。
信託報酬は楽天VTが一番高いですが許容できる範囲です。
純資産額も大きく違いますが、リベ大でも一般的な目安として30億円以上が望ましいと言われていますのでこれらも問題ないですね(^^)/
1)eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を選ぶメリットとデメリット
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)のメリットとデメリットですが、
- メリット
- 楽天証券・SBI証券のどちらでも投資することができる
- 信託報酬が一番安い
- 純資産が豊富
- 楽天証券からSBI証券へ移管することができる
- デメリット
- iDeCoで取り扱いがない
- 楽天VT・SBI雪だるまよりも基準価額が高い→同じ金額を買っても買える口数が少なくなる
あまり取り上げることがないくらい優秀で、楽天証券でもSBI証券でも選択することができる素晴らしい銘柄ですね(^^)/
これから投資を始めるのであれば、SBI証券の方がおススメです。
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使わないと損!!SBI証券を使う時の2つの必須アイテム
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2)楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)を選ぶメリットとデメリット
楽天VTのメリットとデメリットは、
- メリット
- 一般的に楽天証券のHPが使いやすい
- 楽天VTへ投資すると楽天ポイントが貯まる
- 楽天ポイントでポイント投資ができる
- 楽天経済圏を活用している人は使いやすい
- 純資産が豊富
- iDeCoでも楽天VTに投資できる
- SBI証券へ移管しても楽天VTへ投資できる
- デメリット
- eMAXIS Slim・SBIの全世界株式よりも信託報酬が高い
- 改悪により貰える楽天ポイントが減っている
- SBI全世界株式よりも基準価額が高い→同じ金額を買っても買える口数が少なくなる
信託報酬はオルカンやSBI雪だるまよりも信託報酬が高いですが許容範囲内です。
純資産は豊富で安心して積立ができるインデックスファンドですね。
3)SBI・V・全世界株式インデックスファンド(SBI雪だるま)を選ぶメリットとデメリット
次に、SBI雪だるまのメリットとデメリットですが、
- メリット
- 信託報酬が楽天VTよりも安い
- 三井住友カードを利用することでVポイントが貯まり、ポイント投資ができる
- Tポイント、Pontaポイントもポイント投資できる
- 基準価額が安いので同じ金額でもたくさんの口数が買える→将来的に資産が増える可能性がある
- 保有資産額に応じてVポイントがもらえる
- iDeCoでもSBI雪だるまに投資できる
- デメリット
- 楽天証券に比べると一般的にややHPが使いにくい→慣れると気にならなくなります
- 純資産額が楽天証券よりも少ない→一般的な目安の純資産額は十分クリア
- 楽天証券など他の証券会社で取り扱いがないため移管はできない
信託報酬が安くこれから成長が望めるファンドであり、ポイント投資もできるので今から投資を始めるかたには積立しやすいインデックスファンドです。
2.これから投資をする人がオルカン・楽天VT・SBIゆきだるまの中から投資先を選択する2つのポイント
これから投資をする人が「オルカン」、「楽天VT」、「SBI雪だるま」を選択する2つのポイントは、
- 楽天ユーザーなら楽天証券で「オルカン」または「楽天VT」
- 楽天ポイントの還元率は改悪されているが、楽天経済圏を使うことで楽天ポイント投資が効率よくできる
- 楽天キャッシュや楽天payなど日常生活で使いやすいツールが多い
- 楽天市場で効率よくお買い物をすることで楽天ポイントを稼ぐことができる
- 楽天証券のHPが使いやすい
- iDeCoで楽天VTへ投資できる
- クレジットカードを使うことが多い方は、SBI証券で「オルカン」または「SBI雪だるま」
- 三井住友ゴールドカードでクレカ積立をすると1%のポイント還元
- 三井住友ゴールドカードの百万円修行で年会費が永年無料
- 信託報酬が安い
- 所有資産に応じてVポイントがもらえ、それでポイント投資ができる
- 住信SBIネット銀行を使うことでお金の管理がしやすい
- iDeCoでSBI雪だるまに投資できる
といったところです。
楽天証券もSBI証券も国内で1位、2位を争っている証券会社ですからどちらを選んでも問題ありません。
移管などのことを考えると「オルカン」一択になってしまい、「ほったらかし投資術」の中でおススメされている通りになります。
調べてみて改めて思いましたが、「オルカン」は本当にいい投資先ですね(^^)/
最終的には自分のライフスタイルに応じて証券会社を選択し投資先を決めることになります。
迷った時は成功している人のマネをして少額から投資を始めてみてはいかがでしょうか?
選ぶ時間、迷う時間ははあまりかけずに、コツコツ投資ができるといいですね。
3.まとめ:自分の生活スタイルを考えて選ぼう
全世界株式の「オルカン」と「楽天VT」、「SBI雪だるま」から投資先を選ぶポイントについて解説しました。
今のところ「オルカン」一択のような感じですが、自分の生活のスタイルで証券会社を選び、投資先を選択すると問題ないですね(^^)/
今は楽天証券しか持っていないかたでも、複数口座を持つメリットもあります。
証券口座のパスワードなど手間がかかる部分もありますが、実際に行動をしてみる価値はあります。
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考えて行動しないのではなく、「行動してから考える」この方がうまくいくことも多いですよ(^^)/
「あと一歩だけ 前に進もう。」
最後まで読んでいただきありがとうございましたーm(_ _)m